侵略!?イカ娘　第12話　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

侵略!?イカ娘　第12話　感想 2011-12-27

これも最終回まであっという間でした。
どの作品よりも早く始まって、どの作品よりも遅く終わる。
だけれど12話という謎wちょっとその辺恵まれてなかったかな。

■訓練しなイカ！？
最終回という事で全レギュラー総登場！なエピソード。
千鶴に対する子供（赤ん坊？）のリアクションが有り得なさ過ぎて笑ってしまったwww
このエピソードは只管笑いに傾いていた印象。
それがかえって、後半の本当の最終エピソードを盛り上げていたような気がします。

■祭りじゃなイカ！？
■やっぱり祭りじゃなイカ！？
ちょっと目頭が熱くなってしまった…なんてことでゲソ！？
1期の時もそうでしたが、非常に最終回らしいエピソードを提供してくれる作品ですね。
イカ娘にとって一番近しい人間が栄子なんだと思っています。そんな栄子とのケンカ。
これは大きな事で、最終回に相応しい展開ですよね。

些細な事でケンカして、意地になって…
些細な事で仲直りをする。
王道すぎる展開ですけれど、グッと来たw

で、ちょっと1期最終回を見返してみたら↓イカ娘のこんなセリフが。
「心情的にはとっくに侵略を終えているとみて良いのではなイカ？」

今回はこのセリフと同じ意味の台詞を千鶴が言ってました。
で、1期最終回最終エピソードを見ると、実はここで時間が1年経過してるんですよね。
サザエさん時空の作品でこんなこと考えるのは野暮ですが、時系列を考えると
2期最終回⇒1期最終回
という事になりそう。
（時間が夏から秋に移り換わった描写のあるエピソードが1期最終回だけなので、
それ以外の全エピソードは同じ一夏の出来事と仮定しました）

千鶴のセリフからイカ娘が皆の心の中に確かに根付いていると確信出来ました。
これまでを見ている我々からすれば、あえて作中で言われなくても分かってた事ですが、
改めて「イカ娘の侵略が終わっている」と実感できました。

そのままの勢いで、1期最終回を見直すと、また違って見えるんですね。
上記のイカ娘の台詞がより感慨深いものになる。
止められるのを期待していたイカ娘のそうでなかった時の落胆の気持ちや
戻ってきたイカ娘に嬉し涙を流す栄子達の気持ちに、より感情移入できる。

1話完結のギャグ作品ではありますが、想いだけはリセットされずに
着実にキャラへの愛着が募っていっているのですね。

最終回にだけ出てくる謎の少女・田辺梢ちゃん（南家の三女みたいな子）に対する栄子の反応を見ると、
私が考える時系列が間違っていると証明されちゃうのですが、そこは見なかった事にしてw

さて、ココまで来たら毎年恒例のシリーズ作品として根付いても良いんじゃないかな。
少なくとも私もイカ娘に侵略されちゃっているようなのでw

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