Fate/Zero　第13話　｢禁断の狂宴｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

Fate/Zero　第13話　｢禁断の狂宴｣　感想 2011-12-25

ここでしばらくお別れとは生殺しすぎる！
でも楽しみにしてます。早くやってくれないかという期待を抱かせるこの終わり。憎いね！
Fate/Zero　第13話　｢禁断の狂宴｣　感想です。

前半戦の締めとしては、決着つかずなの！？という思いもありますが、
先述したようにやはり続きが気になる終わりはいつもの通り。
次までにはしばらく間が空くわけですから、むしろこういった終わりのほうが
今後の期待が継続しやすいのかもしれませんね。

今回のメインはライダーとウェイバーでしたね。
本当にこの二人はいい関係を上手に築いていっている気がします。
他のマスターたちにも見習わせたいぐらいですね(笑)
しかしまぁなんだ、結局のところサーヴァントとマスターは似ている部分があるんだと思っています。
それはきっと切嗣とセイバーのようなおよそ共闘とはいえないような関係であっても、ですね。
極論を言ってしまえば、ライダーの言うようにみんなバカなんだろうな、と。
見果てぬ夢、自分の身に不釣合いな大きいもの。
己が矮小さを知っていても、諦められない野望。いつも心にある原風景。
ウェイバーがそれを見て気になったのも、やはりそういった大きなものに惹かれているのだし、
ライダーも、もしかしたら彼を見て改めて視野を広げているのかもしれませんね。
性格が対極だからこそのいいバランスができていると思います。

また夕暮れから夜になり、電灯が密やかにポッと点くのも良かったですね。
ライダーの言っていた、史実に名をずっと連ねるよりは生きていたいという気持ちであったり、
今この時が最大の見せ場でもない、いつかお前にもそんなときが来る。
そんな時の流れ、そして捜し求める一筋の光明。そんなイメージを持ちました。
本当にいい関係だよ。何が一番いいって言いたい事を言って、お互いを高められるということですね。

逆にキャスターと龍之介は、キャスターが教えられるといった流れ。
神は良いことも悪いことも等しく愛している、といった感じでしょうか。
だからこそ、こんなに悪いことをしているのに罰なんてない。それは神も楽しんでいるからだ。
なんといいますか、最凶のポジティブシンキングですね(汗)
天井から光が差して、踊りながら嬉々として語る龍之介の姿は、
神さまからの伝言番、そしてまさに舞台上でセリフを語る演者のように見えます。
やっていることは本当に悪徳の限りですけど、素直に楽しんでいますよね。
そんな彼らを何故聖杯が選んだのかも、また気になるところですが･･･

何はともあれ、キャスターの呼んだ魔物でけえｗ
人目をはばからないといっても限度があると言いたい(笑)
だからこその脅威であるんでしょうが･･･他のサーヴァントも共闘という形になりましたね。
そういえばキャスターを倒したものには令呪一つくれるのでしたね。
作戦の内容からするとランサーのマスターにいきそうな感じですが。
一つ使っているはずですし、ちょうどいいのかな。でもアーチャーも出張ってきそうですしね。
後半戦の最初から混戦の様相を呈してきたかと思います。
本当にこの先どうなるんだろうねー、ドキドキが止まらない！

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