僕は友達が少ない　第12話　「僕達は友達が少ない(｀･ω･´)」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

僕は友達が少ない　第12話　「僕達は友達が少ない(｀･ω･´)」　感想 2011-12-23

是非二期やってほしいですねー。だってここからだろ面白くなるのは。
そういう意味では消化不良の終わりということになるのでしょうか。
僕は友達が少ない　第12話　「僕達は友達が少ない(｀･ω･´)」　感想　です。

僕は友達が少ない　公式サイト

今回は最終回という名の、夜空視点での総集編でもありましたね。
でも彼女の本音が見れるのは、素直にうれしいこと。
やっぱり彼女は性格的に弱音を見せたくない子でもあるし、
強くないからこそ、守るために自分を閉じ込める子でもあると思いますからね。
強がりを見せない彼女の素の心情が聞けるのはいいことですよね。

しかし最初から気付いてた、というのはちょっと驚き。
てっきり途中での小鷹とのやり取りで確信したのだと思っていましたが、
あの髪はやはり良くも悪くも小鷹のチャームポイントであるということなのでしょうね。
そして自分から名乗り出ないところも、なんだか彼女らしい。
過去、もしかしたら自分が女であることを打ち明けられていたら、また少し違ったのかもしれませんが、
きっと夜空が自分から言いだせなかったのと、近い部分があるのではないでしょうか。
そして意固地になるともう言えない。思い出せ。思い出せ。
そのための二人きりになるための隣人部結成だったんですね。
まぁこの辺は今までのやり取りでも匂わせていたかと思います。こんなにメンバーが増えるとは
彼女も想定していなかったかな？でも断らないのもまた、彼女の優しさと友達ほしさの欲求かなと思います。

あの第1話でソラとタカという関係は一時、扉を閉ざすことになっていたんですね。
リセットではないにしても、すかさずあの関係に戻れるわけでもなく。
小鷹とは昔、友達だったというスタンス。この辺は体験している人なら共感しやすいんじゃないかと思います。
やっぱりね、子供のころに友人だったとしてもね。間を空けて久しぶりに再会すると
すごく別人に感じるんですよね。もちろん変わってない部分もあります。それでも、なんですよ。
だからこそ、小鷹の戸惑いもよくわかります。そして男女でしょ、それは男同士の比じゃない気がしますね。
だから、良くも悪くも昔は昔。今は夜空と小鷹という関係。
やり直そうとかそういうのでもない。新しく作ろうとかそれでもない。でも・・・難しいところですね。
だからまだ｢友人｣ではない。夜空はそう考えているのかもしれません。

総評です。

いや、正直なところですね。僕は最近のラノベアニメはことごとくドロップアウトしておりまして。
今回も例によってそうなるんではと思っていたのですが、結構見れてよかったです。
萌え要素もいっぱいありましたが、上手くキャラクターの心情は描けていたのかな、と思います。
ただ、やりすぎるあまりに夜空さんが不憫で仕方なかったかなぁというのもありますね。
やるなってことではないと思うんです。この隣人部の残念度合いはハンパないですからね。
だからってそればかりだと、また違ってきますし。こういった対極のバランスというのは
なかなか難しいところですね。ま、夜空の今までの不憫さは最終回でかなり払拭された感もあるかな。
恐らくいろいろ端折ったとは思うんですが、やるところはやったんではないかなと思います。
何より遊び心は素晴らしかったですからね。最終回のOPのSEはしばらく記憶に刻まれることでしょう(笑)
友人という事をちょっと考えさせられつつも、楽しめたアニメでございました。

スタッフの皆さま、記事を最後まで読んでくれた皆さんに感謝を。
お疲れ様でした、ありがとうございました！小鳩ちゃんに出会えたことは忘れません(笑)

ではでは。

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