ギルティクラウン　第9話　「捕食：prey」　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ギルティクラウン　第9話　「捕食：prey」　感想 2011-12-09

セガイの世渡りの上手さに笑ったwww
敵が魅力的だと本当に面白い。

さて。弟９話。２クールなのに何故か半分くらいまで消化。
（~~19話くらいで終わりでしたっけ？もうちょいあるのかな？~~←22話みたいですね。）
話数はどうあれ、１２月も半ばなので実質２クールの半分は来ているんですけれどもw
そんな訳で色々な謎が明かされてきましたね。しかもあっさりとwww

本当にしれっと言ってたなぁ。
今回の描写を見る限り、
アポカリプスウイルスに感染⇒ヴォイドが見える⇒涯は感染者
これは確定かな？

あと、ウイルスに感染して結晶化したものは、ヴォイドそのものと見て間違いないのかな。
他にも色々不明な事も出て来ましたが、これで大きな謎の一端は語られたかな。

お話はちょっと谷尋と潤兄弟に移します。
切なすぎだなぁ。
弟を可愛がっていた兄は実は弟を疎ましく思っていた。
…。うんうん。これ間違いなく悲しい擦れ違いだよなぁって。

上述したように、
アポカリプスウイルスに感染⇒ヴォイドが見える
というのが本当に事実なのだとしたら、潤が見ていたのは、
所詮人の想いの一部だったに過ぎないのだから。

ヴォイドは恐怖やコンプレックスを反映させたものなので、ヴォイドから読み取れる感情も、
恐怖心やコンプレックスですよね。
弟に恐怖していたとは思えないので、谷尋は弟に嫉妬していただけかもしれないですよね。
（もしくは単純な「介護疲れ」。コンプレックスとは言えないかもですが）
この辺の心理描写は見受けられなかったので、あくまでも想像でしかないのですが、
設定とか考えるとそうとしか思えないんですよ。
決して谷尋は弟を心の底から邪魔だとは思っていなかった。
だって、邪魔ならとっくに見捨ててる筈ですよ。肉親と赤の他人という違いはあれど、
友を裏切ってまで弟の命を助ける選択を取ったりと、谷尋のしている行為からは
弟愛に溢れていましたもの。

ただこれ潤も分かっていたんだと思う。
分かっていながら、兄の知りたくなかった一面を知ったことで疑ってしまった。
疑って、信じられなくなって、兄を嫌いになる…そうなる前になんとかしたかったのかなって。
普通ならばその思いをぶつけて、誤解を解けば済む。
けれど潤は結晶化の影響で喋れないでいた。
だから、自分の命を絶つしかなかった。兄を好きなうちに死にたかった…。

すんごく切ない物語だったと思います。
そんな兄弟の悲劇に付き合ったシュウとしても辛いですよね。
今回は本当に救いの無いお話でした。シュウはどうなっちゃうんでしょう。

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