君と僕。　第9話　「naked king」　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

君と僕。　第9話　「naked king」　感想 2011-11-29

文化祭の準備回でしたね。

高校の文化祭ってどうしてお化け屋敷が定番化しているのでしょうね。
かくいう私の時もお化け屋敷でした。
その年は１学年７クラス中、実に３クラスがお化け屋敷をやるという
実にカオスな状況になっていたのを、ふと思い出しましたよw

さてさて。
今回のサブタイトルは直訳で「裸の王様」なのでしょうかね。
アンデルセン童話の同名の童話の英訳とは全然違うようですし（そもそもタイトルが違うので）、
ちゃんとした英語しては間違っているのかもですけれど、恐らく「裸の王様」を
表しているのでしょうね。

で、これは誰の事かというと、勿論今回の主人公である要。
何だと思うのですけれど、ちょっと違うかなぁと。
よく比喩として用いられている「裸の王様」とは違いますよね。
正しく「裸の王様」の比喩としては、例えばこんな感じになるのかな。

クラスのトップとして皆に支持を与えていた要だったが、自身の重大な過失によって
お化け屋敷が出来なくなってしまった。

という感じかな。
でも実際はこうはなりませんでしたよね。
要には諫言してくれる人物（要と皆は友人なので、「諫言」というのは間違っていますが）である
浅羽兄弟や千鶴が居ますし、ブレーンとなってくれる先生が居た。
そういう人らの言葉を避ける事無く受け入れて、反省して…。
要は「裸の王様」にはならないで済んだ。

ミスして落ち込んでしまったのかもですが、反省して立ち直って、そして前を向く要は
凄いなぁと思いますね。
要にとっては「悪友」になるのかもですけれど、彼らの友達関係も凄く良いなぁ。

そうそう。要を助けてくれたのが、先生だったのも良かったです。
幼稚園時代に憧れていた先生が、要をさり気なく助けれてくれて。
お互いに幼稚園の時の事は覚えていないようですけれど、かつて憧れた人が
未だに素敵な人物として居てくれるというのは、なんだか良いですよね。
嫌な大人になっていたら、かつて憧れた思い出まで穢れちゃう気がしますし。

次回は今回の続きで、文化祭本番。
楽しみにしたいと思います。

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