WORKING'!!　第7話　｢恋のバッドチューニング｣　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

WORKING'!!　第7話　｢恋のバッドチューニング｣　感想 2011-11-13

WORKING!!大好き～！
でも感想書くのは今回が最初ですよ！
今回は私が感じていた2期全体の雰囲気を1期とを比較しつつ書いてみます。

うぉ！桐生が出て来ましたね！
2期では出て来ないと勝手に思っていましたので、結構ビックリしました。
いや～。声が付いて動き出すと原作以上にウザいですね！(笑)

でもこのウザいという感情はとっても大事。
原作未読の方にとって今回はあまりウザさを感じなかったかもですが、
今後どんどんウザさを増していきます。
で、ウザいと感じましたら、その感情は大切にして欲しいです。
主人公の小鳥遊と思いがシンクロするようになる筈ですので。

と、ここからはコラム的な内容にシフトします～。
2期1話を初めて見た時、率直な感想を書きますと「1期とノリが違う」という事でした。
随分と大人しく感じたのです。
でもこれはワザとと言うか、意識して変えてあったというアナウンスが公式サイドから
あったと思います。
2話からはこれまで通りなので～という事も一緒に伝わってきましたので、
そうなのかなと思いつつ、2話の本放送を見たのですが…。

未だにやっぱり大人しいように感じます。
1期と比べてどうもSEの使用頻度が少なくなった気がするのです。
1期は非常に明るくハイテンションなイメージで、2期は明るい事は明るいのですが、
どこか落ち着いている。
そんな印象なのです。

監督が変わったから？
私の作品に対するテンションが変わったから？

少なくとも前者では無いと思います。
後者に関しては多少関係しているかなとも思っています。原作から好きで読んではいるものの、
やはり2度目のアニメ化となると、慣れちゃいますからね。
新鮮味も薄れて、そう感じちゃっているのは否定できないのです。

でも個人的にはもっと違う理由があると考えています。
簡単に言うとジャンルが変わったのではないかと。

1期はコメディ。2期はラブ成分強めのラブコメ。

そんな感じでしょうか。

1期もラブコメだったと思われる方もいると思います。
確かにその要素はありましたよね。
伊波んの小鳥遊への恋。
佐藤の八千代への恋。

うん。
ラブコメと呼ぶには十分な要素を孕んでいたし、描かれてもいたと思います。
でも、全体的にはただの”コメディ”だったと思うのです。

理由は、2組とも片方の一方的な片思いだったから。
もっというと、主人公である小鳥遊が恋とは無関係な立場だったから。

どんな作品であっても主役と言うのは作品の顔です。
主役が主軸となる物語に関わらないというのは有り得ませんよね。

「バトル漫画なのに、戦わないで解説役しかやらないキャラが主人公の漫画」が無いようにw

同じようにラブコメの場合は、主人公が恋をしていないとジャンルとして成り立たないと思うのです。
そういう意味で、1期はコメディだった。
BGMやSEをバンバン使って、ハイテンションなドタバタコメディを演出した。

でも、2期は違いますよね。
この7話でも描かれていたように、遂に小鳥遊が伊波んを意識するようになりました。
「飼いならしていた犬」から徐々に「異性」へと変化してきた。
これが恋なのか、はたまた勘違いなのか。
それはまだまだこれから描かれる事ですけれど、恋というのを意識し始めた事は確か。

小鳥遊の伊波んへの感情が変化したことで、漸く今作はコメディからラブコメへと脱却したのです。
だから派手目な演出はちょっぴり控えて来た。
淡い恋心に比重を少しだけ置いてきた。

決して監督が変わったからという理由では無くて、作品のキャラの変化と共に
作品のジャンル自体も変わったから、トータル的な演出方針も変えて来たのだと思っています。

という訳で、桐生はその「ラブコメ」のキーキャラとして機能していきます。
彼が今後どのように小鳥遊の感情を逆なでするのか。
注目してみて下さいませwww

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