ペルソナ４　第４話　｢Somewhere not here｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ペルソナ４　第４話　｢Somewhere not here｣　感想 2011-10-28

天城越えをしてくれる王子様はどこ？
今回も面白かったですねー、そして最後のオチｗｗｗ
ペルソナ４　第４話　｢Somewhere not here｣　感想です。

→ペルソナ４　公式サイト

雪子の葛藤は多分わかりやすいものだったとは思うのですが、
いろんな演出がさらにそれを際立たせていましたね。
雪子シャドウの攻撃も迫力だけではなく、ゲーム中でやってきた攻撃そのもの！
本当に上手に作っているアニメだと感心します。

サブタイにもあるように、｢ここではないどこか｣ということで、
雪子は自分を現状から引っ張っていってくれる、もしくは変えてくれる誰か、
何かを求めていたわけですね。それは当初は千枝だったのだけれど、
千枝もまた、雪子の現状を変えられないもの、仕方ないものとして見ていた。
それでまた、あぁやっぱり無理なんだと落ちていたところに今回の事件だったのでしょうね。

彼女が通り過ぎるモブキャラのセリフだったり、部活に勤しむ生徒だったりと、
彼女がどこかで望んでいる自由、生き生きとした世界があって、
でも旅館という世界で彼女は生きていかななければいけない。
毎日同じことの繰り返し、千枝の誘いを断って、足早に旅館に向かい、仕事をする。
そんな描写が本当に彼女の内面を表していて、いいなぁと思いました。
鳥もうまく使われていましたよね、まさに彼女は鳥かごで生きていたのでしょう。

でも彼女が保護した鳥はふとしたことがきっかけで飛んでいってしまった。
雪子はそれを見て悔しかった、と言ってましたよね。
後押しも何もなくても、あの鳥は自分の勇気で前進して飛び立っていった。
私にはそんなことできない。誰かに引っ張ってもらわないと･･･
雪子はそう思い込むことで、自分の足を止めていたんですよね。
千枝が雪子は強い子だ、と言った理由がはっきりとは出なかったと思いますが、
最後には自分のシャドウを自分自身と認めたその強さは、少なくとも彼女の強さを表していると思います。
仮にそうじゃなかったとしても、彼女は今、少しだけ強くなった。
今までとは決して同じではないですよね。それは千枝だったり悠たちの力でもあると思います。
これが絆の力ということでしょうか。

ちなみに今回初登場の千枝のペルソナは｢トモエ｣
薙刀にこの名前でピンと来る方もいると思いますが、巴御前ですよねー。
そして黄色のジャージは、ねぇ(笑)　さすが成龍伝説好きなだけはあるｗ
性格のイメージとして、彼女が炎を使うような気もしますよね。
実はゲーム中では、千枝の苦手な属性は炎なんですよ。
そういうことも考えると、あの火の中、雪子を助けるために必死で踏ん張った千枝。
彼女の姿がよりかっこよく見えてくるのではないでしょうか。

しかし鼻メガネをしっかりやってくれるとはｗｗｗスタッフよくやった！
今までの彼女のイメージががらりと変わったかと思います。
マヨナカテレビ内の彼女もインパクトはあったかと思いますが、
こちらもまた衝撃ですよね。でもそういう姿が見れたというのは
彼らの心がより近づいた証拠でもあるんでしょうね。
多少天然が入っているところも彼女の魅力の１つですね！今後も活躍に期待ですｗ

さて次回は・・・こんな話ゲームにあったかいな？？
多分オリ回、のようなものですかね。前回記事でも話した｢コミュ｣関連の話かと思います。
これもまた人との繋がりを描いていたいい話だったので、全然期待してもいいんじゃないかと。
どこまでゲームの内容をやるかにもよるんですけど、今後が楽しみだなぁ。
もしくは事件をリアルから追いかける話になるかもですねｌ刑事の足立さんがいたし。
少しだけ菜々子ちゃんが出ることに期待しておこうよね、うん(笑)

ではでは。

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