ギルティクラウン　第1話　「発生：Genesis」　感想: アニメ感想【共同記事】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ギルティクラウン　第1話　「発生：Genesis」　感想 2011-10-14

映像が滅茶苦茶凄いですね。
それがこの1話の全てでストーリーとかはこの後に期待という感じ？

<カニ>

SFって現実とは違う世界観ですから、理解するのも説明するのもとっても面倒で
難しいですよね。

じっくり分かりやすく説明しちゃうと、それだけに時間を取られてしまい、
正味20分という制約のあるアニメでやると展開が野暮ったくなってしまいます。
初回でそんな事してると、やっぱり固定視聴者がつかないのでしょうね。

だから説明はざっくりと削って、画的な派手さを前面に出したものになっちゃうのかなと。

うん。
この1話見ただけでは、世界観とかよく分かりませんでしたw
公式サイトを読んで、なんとなく理解は出来ましたけれど映像だけで
そこまで読み込めるかどうかというと、自分には無理かも。
きっと次回以降で説明があるのでしょうね。

そんな訳でストーリーは「？」だらけ。
何故涯は集の事を知っていたのか。
何故涯は集に大切なものを託したのか。
集の得た能力は一体なんなのか。
等々

う～～ん。分からないw
ストーリー展開的にはテンプレの王道ですけれど、不明点は多かったです。

でもでも、映像は本当に凄かったですね。
もうそれだけで大満足な1話でした。
細かい事はどうでもいいやと思わせてくれる迫力でしたね。

それにしても「ギルティクラウン」ってなんなのでしょうか。
謎の少女が
「これは力。人の心を紡いで形を成す――“罪の王冠（ギルティクラウン）”」
と言ってました。

これではまるで「人の心」そのものが「罪」と取れそうなんですよね。
もっと言うと、罪の王冠を操る者の心、ここでは集の心が罪という意味？

例えば、過去に罪を犯した人間にしか操れない…とか。
集には明らかに「閉ざされた記憶」がある風ですし、その一瞬の映像の中で
複数（2人）の人物が何か生死に関わる重大な事件に巻き込まれてましたよね。

その中の一人…セーラー服を着ていたので少女だと思いますが、
体中に棘？のようなものを纏って助けを求めているように見えました。

アポカリプスウイルスというのが、どんな生物兵器なのかは分かりませんが、
その影響なのではないでしょうかね。

さらに、ウイルスが蔓延した日は、どうやらクリスマスなようで、
集の過去の映像の中にあった十字架とも符合していそうです。こじつけですが。

もしかしたら、集は事件の日に六本木に居たのではないでしょうか。
そこでウイルス蔓延に巻き込まれて…。
助けたかった大事な人たちを助けずに、自分だけ逃げてしまった。

そんな罪を過去に犯しているのかなと。

アポカリプスやらクリスマスやら、やたらと聖書を連想させるワードが
散りばめられていますが、犯した罪をどうやって償っていくのかを語る物語になるのかもですね。

<晶>

PVを見てから放映を楽しみにしていたのですが、
すごい自分好みでこれから楽しく見れていけそうです。
いろんな情報であったり、伏線が多い回であったので、ある意味シュタゲのようになるかもですね。
どんどん詳しいことがわかってきたり、あの時のこれはそういうことだったのか！と
伏線回収していくのが楽しみです。ノイタミナ久々の２クール。期待したいですねー。

集はどこにでもいるような男の子って感じですね。
なにかしたいんだけど、自分にはそんな立派なものはないし、
だからってそれを得るにはどうすればいいのか。僕はなにがしたい？何が出来るんだろう？
そんな事を考えて日々過ごしながら、それでも現状ではダメだということだけわかっている。
過去になにやら壮絶な経験をしているようなので、友人関係に壁を作っているのも
その辺りが関係ありそうですね。ただ集はその過去を忘れている感じでしょうか？
だからこそ、彼は不安定なのかもしれませんね。思い出す、或いは再確認したその時、
初めて｢桜満集｣という人間が見えてくるのかもしれません。

アポカリプスウィルスや、ゲノムという言葉が出ているようですから、
集の手にした力は遺伝子関係の力なのかな？腕に巻きついた糸っぽいのも螺旋状でしたしね。
集の回想に出てきた鉱石っぽいものがついていた女の子なども、
この力が原因で引き起こされた、もしくは引き起こされるものなんでしょうか。
ヴォイドゲノム、で合ってたかな？直訳すれば遺伝子の隙間？みたいな感じでしょうか？
Voidには空虚感、とか心の穴という意味もありますし、そういったものがあの剣の構成元素になっているのかな。
何か心にぽっかりと穴の開いた者に、あの力は反応していくのかもしれません。
もしかしたらそれはトラウマと呼ばれるものかもしれませんよね、
だからそんなものを使う｢罪｣、友達というワードも関わってきそうですから、
集はこの力を使う罪悪感にも苛まれていきそうです。

しかしテロ団体？でいいのかな、そのリーダーの涯は集のことを知っている感じでしたね。
最初はいのりの連れていたふゅーねるを通じて知ったのかと思いましたが、
彼の集に向けた言葉、｢今度こそ守ってみせろ！｣というのは彼のことを知らないと言えそうにない感じです。
まぁもしかしたらいのりを見捨てたことに対する｢今度｣、かもですけど、
僕にはそうは思えなかったですね。集とは過去にあっている可能性大ですね。
彼は集にとって憧れの存在になっていきそうですし、もう一人の主人公的な役割を担っていきそうです。

とまぁ、語りたいことは山ほどあるのですが、あのロボとかね。
操作方法がどうやら特殊なようで、痛みがリンクしている感じでもありましたね。
ヘタをすると遠隔操作？とはいえ、ショック死する可能性があるかもですよね。
ということは、集はもしかしたら知らず知らずのうちに人殺しをしてしまったかもしれないというわけで。
その辺りも彼を苦しめる形になるかもですよね。
なんにしても、興味をそそられる第１話でした。これからどんどん面白くなっていくといいな。
状況に振り回される集がしばらく続きそうですが、いつか自分の意思で
物事に向かっていく彼の姿を楽しみにしています。

ではでは。

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