To LOVEる-とらぶる-ダークネス 第12話 感想
2011-10-04
過去感想はこちら!⇒前ブログ「シュミとニチジョウ」
結城兄妹ならではの心情描写ですよね。
リトと美柑。
この兄妹、兄妹であって兄妹では無いんですよね。
普通の兄と妹以上の絆で結ばれている。
それは彼らの家庭環境に原因があって、忙しすぎる両親が普段家に不在なため、
よりお互いの事を気にかけて成長してきた。
だから、リトから見て美柑は「娘」みたいなもので、自分がちゃんと育てなければという
想いが強いのだと思いますし、対する美柑は、リトを「息子」又は「父」として
見てきたのではないでしょうかね。
普段のぼや~っとしている時のリトは、美柑にとって手のかかる息子です。
自分がしっかりしなきゃという思いで、リトを支えてきた。
でも、いざという時のリトは、頼もしくも自分を守ってくれるお父さん。
全力で自分の事を思ってくれる大切なお兄ちゃんですよね。
これってやっぱり特殊な(一般的とは言いにくい)家庭環境のせいですよね。
解釈が間違っているかもですが、これまでの描写の積み重ねから
こういう背景が透けて見えるので、今回の話は非常に面白く思えました。
また、美柑の悩みを解決させたのが凛というのが憎いです。
凛もまた、沙姫達と特殊な関係を持って成長してきて、既にその事も描いているから、
言葉にも説得力が生まれるんですよね。
美柑にしてみれば、凛の背景は知る由もない事だと思うのですが、
その言葉から滲み出る「何か」を感じとったんじゃないかなぁと。
この人も自分と同じような立場にいるのだと。
さてさて。
以前も書きましたけれど、今作は本編「To LOVEる」とは物語を描いている視点が違いますよね。
本編においては、リト目線で物語を描いたラブコメであって、
今作は各ヒロインに目線を持たせたラブコメです。
同じラブコメでも、これだけで雰囲気ががらっと違いますよね。
本編は、ドタバタギャグ中心にラブコメ。
対して今作は、しっとりとした心情ベースのラブコメ。
同じラブコメでも全然違っているのですが、それでも同じ作品として見れるのは、
リトを「誰からも好かれる主人公」として一貫させているからだと思うのです。
本編1巻の作者コメントだったと思うのですが(違っていたらゴメンナサイ)そこに
「リトを読者から好かれる主人公にするように徹底的に気を使って描いている」
というようなコメントがありました。
この事を本編に於いて本当に丁寧に守って描いていたと思うのです。
本編3年ちょいの積み重ねがあって、読者も(少なくとも私自身は)リトを好きでいられるから、
彼の事を慕うヒロイン達の心情をベースとした話を見て、
今作を楽しむ事が出来ているのだと思います。
だってヒロインが慕っている男に魅力がなかったり、嫌っていたら
彼女らの想いが理解できずに、楽しめなくなると思いますもの。
ホント、読み応えのある作品ですね。
あ。エッチィ事にも触れないとですかね(汗
取りあえず美柑の想像の中のモモの絵はアウトでしょうwww
なんか尻尾で隠しているようでしたが、あれ隠れてないですし(汗
絶対わざとなんだろうなぁwww
なにがどうわざとなのか、詳細に書くとマジでアダルト認定されかねないので、
気になる方はSQ買って読んでね。
もしかしたら11月4日発売の3巻に今回のお話が掲載されるかもなので、
それまで待っても良いとは思いますが。
ま、これを読んでくださっている方は既に本誌で読まれているのでしょうから、
とっくにあの絵をご覧になられているとは思いますが。
■言及リンク
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はギャルゲー回だが
俺はギャルゲー全く興味が無く
渡鬼が最終回なり放送の様で
病気& 可哀想だけど
...
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