青の祓魔師　エクソシスト　第15話　｢やさしい事｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

青の祓魔師　エクソシスト　第15話　｢やさしい事｣　感想 2011-07-24

仲間のために別離を選ぶ
青の祓魔師　第15話感想です。

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とうとうこの日が来てしまいましたね。今後のことを考えるとやるせないなぁ。
次からはまたどんな展開になっていくんでしょうか。
サタンの子として、それとも｢奥村燐｣として。仲間たちはどちらを受け入れるでしょうね。

しかし長い前回の回想でした。
でもこの流れを考えるとそれは良かったのかもしれないと思います。
今までになかった燐たちの共同作業ですからね。燐にとってそれは
本当に今まで欲しくても得られなかった大切なものの１つであるはず。
勝呂の味方を忘れるな、という言葉にどれだけ心の充足を得られたか。
そんな燐の大切なものを強く印象付ける意味においては、良かった演出なのではないでしょうか。

シュラは最初からアマイモンの襲撃を予測していた感じですね。
雪男が邪魔だからどっかに行ってもらったというのは、
燐が力を出すときのセーブになってしまうからでしょうか。
勝呂たちに結界から出るなというのも、命の危険もありますがメインはそっちかもしれませんね。
個人的には彼女の戦闘も見たかったんですが、まぁそれはまたの機会・・・があるといいな。
燐の全力を見て、面白くなってきたと言っていましたが、内心戦慄ものでしょうね。
でもあれだけの力を良き事に使えば、もっといろんな人を助け出せるかもしれないのも事実ですし、
そういう意味では育てがいのある、面白いことになってきたのかもしれません。

囚われたしえみを助けるために飛び出した燐ですが、
やっぱり力を出すことに最後まで躊躇っていましたよね。
すぐにでも助けたい、でも力を使ってしまえば｢味方だ｣と言ってくれた彼らと
もう仲間として接することは無理になるかもしれない。信じたい、でも怖い。
でもそんな燐を後押しするのも、やっぱり仲間なんですよね。
こんな自分のために命を賭けて助けに来てくれる。
明らかに足手まとい、いても死ぬ確率がほとんどです。本当なら出雲のように待つのが正解なんでしょう。
それでも。それでも仲間のために立ち向かう。怖さを乗り越えてアマイモンと対峙する。
燐はそれに応えなければ、と思ったんでしょうね。

自分のために命を賭けてくれる仲間ができた。
自分のために起こったり、笑ってくれる友人ができた。
そんな彼らが死の恐怖を乗り越えてここにいる。それは自分が躊躇っている事よりも怖い事だろうに。
だから燐も本当の自分を見せる。ここで別れになってしまうかもしれません、
今度は敵として対峙する事になってしまうかもしれない、それでも彼らが死んでしまうよりはきっといい。
こんなに優しい仲間たちのために、自分も自分なりの優しさで応える、
仲間だからこそ、嘘はつけない、つきたくない。
何より自分のせいで誰かが傷ついているのを、黙って見てられなかったでしょうね。
いつかこんな展開が来ると思ってたとはいえ、待ってました！というのと
とうとう来ちゃった・・・という気持ちが交じり合って、なんか見てて変な感じでした。

勝呂が倶利伽羅に反応していたのは、父親とかと関わりがあるのでしょうか？
彼にしてみれば青い炎に反応するものと思っていましたが・・・
やっぱしえみを助けた時に燐の炎を見ていたのかな？
だからなんでも一人で解決しようとするな、と忠告してくれたのかもしれませんね。
暗に相談しろと言っているようなものですし。
そしてその剣にひびが・・・そういや壊れたらどうなるんだろ？
力を使ったが最後、ラストの燐のようにずっと炎に呑まれたまま暴走なんでしょうか。
この剣を修復する事も今後の展開の１つになりそうですね。

しっかしメフィストの目的が未だはっきりしないですね。
誰も殺さないようにと厳命したり、今回の目的は主に燐でしたよね。
彼の力を引き出して、己をもっと知るように場を提供した形だと思いますが、
彼がこのまま悪魔として生きていっても、人として生きていっても、
メフィストにしてみればどちらも面白いことの１つでしかなさそうですね。
燐を使って何がしたいんだろうなぁ、父殺しでしょうか？
でもメフィストの話はこのまま謎で終わりそうな予感がするので、あまり考えないようにしましょう(笑)

次回はとうとうパラディンっぽい人が来るようで。
相変わらず小野さんいい声やー。燐とどのように関わっていくのか楽しみです。
そしてあの後、メフィストさんと燐は争ったんだと思うんですけど、
そこはやってくれるでしょうかｗ　メフィストさんの実力も気になるんですよねー。
なんにしても、勝呂たちが燐をどう思っているかがちょっと怖いところですね。
でも気になる。来週からの展開も楽しみにしています！

ではでは。