セイクリッドセブン　第４話　｢学園祭のオニ｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

セイクリッドセブン　第４話　｢学園祭のオニ｣　感想 2011-07-24

君のイシが世界を変える
セイクリッドセブン　第４話感想です。

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今回はストーリー自体は進行しませんでしたが、アルマの学園内の立場だったり、
ルリとアルマ、鏡とアルマ。彼らの距離もまた近づいた回でもありましたね。
誰かのために、というイシが学園祭を救ったと言えるのかもしれません。

といううわけで、今回の舞台は学校、学園祭でしたね。
以前のアルマだったら同級生の言葉通り、空気を読んで参加なんてしなかったかもしれませんが、
今の彼には学校に行こうと思える理由があるのですよね。
それはルリの存在であったり、若菜ですね。自分を必要と思ってくれる人たちがいる。
背が高くていいね、と言われて、そんなことはないと返していましたが、
確かに不便なところもあるのでしょうし、ただ背が高いだけでは意味はないのかもしれません。
でも背が高いからこそできる事を見出すと、その人の必要さがわかってくる。
生まれ持ったものをどうやって使うか。そんな事を少し思ってしまいました。

そんな中に悪石の反応が。学園祭の成功を楽しみにしているルリを気遣い、
鏡はオペレーション・ミラーフォース(笑)を発動。鏡の力作戦。自分だけで何とかするぞ！作戦ですねｗ
彼にとってはルリのために何かできる事をしてあげたいというのがあるでしょうし、
鬼瓦にでも倒せそうな悪石と言われて、アルマに頼らなくてもと少し歓喜したかもですね。
しっかしなんだかキャラ崩壊してたというか、浮かれてたというか、
普段見ないような鏡さんでしたねー。悪石もしっかり撃退していましたし、
ルリのためという気持ちは強いですが、結果的に多くの生徒を救った形にもなるのでしょうか。
それを多少意味は違っても、賞状という形で認められるのは決して嬉しくないわけではないと思います。
今までの彼の悔しさからすれば、充分な結果でしょうしね。

それはきっとアルマも同じですよね。
ルリのためという気持ちから始まった変身が、結果的に生徒の命を救いました。
今回、悪石自体の撃退はしませんでしたが、セイクリッドの力が人を救う。
これが大事なことだったのかもしれませんね。自分の持った力を嫌っていた彼ですが、
ルリのおかげでもありますけど、こうして誰かのために使うこともできるんだと、
今回のことで強く思うようになるのかもしれませんね。
生徒たちのアルマに対する悪い先入観もこれで解消になったのかな？
伝聞だけで判断してはやっぱダメなのですよね、その実物を見なければ。
力自体は危険でも、使う人の意思次第で変わってくるのと似ているのかもしれません。

しっかし悪石は何の目的で学園に来たのですかね？
ただの偶然なんでしょうか？相当弱いヤツだったみたいですけど。
ルリや、例えば若菜の部活で展示していた石の中に、強い力を持っていたものがあったとか？
意味もなく・・・というのはない気がするのですが、どうなんだろう？
でも今までの事件はナイトの仕業？というのもありますしね、
元々悪石自体は自動的というか、行動目的は至極単純なのかもしれません。
そこに人が絡んでくるから複雑になっているのかも。
でもこうして日常にまで頻発してたら、一般人にも目撃されてそうなもんですが。
研美博士のいる組織にでも情報規制されてるのかなぁ。

次回は水着回ということで。
このアニメに水着回ってなんか変な気がするのは気のせいでしょうか(笑)
またストーリー自体にあまり動きはないのですかね、話数的にもうすぐ半分といったところですが、
後半から一気に盛り上げていく気なのかな？それはそれで楽しみかも。
個人的にはナイトがものすごく見たいので、是非彼の活躍を！ｗ

ではでは。