ダンタリアンの書架　第２話　｢胎児の書｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ダンタリアンの書架　第２話　｢胎児の書｣　感想 2011-07-23

終焉のベルが鳴り響く
ダンタリアンの書架　第２話感想です。

ダンタリアンの書架　公式サイト

第１話より面白さは感じるのですが、なんというか盛り上がらない？かな。
せっかくの門を開けるシーンはカッコいいのに、そこに至る流れに違和感が・・・
でもダリアンがツンデレで可愛いので良し(ヲイ

すごく気になるのはやっぱり書架内にいる白い服の女性ですかね。
幼少期のヒューイに２冊本を渡していましたが、あれって今回使用された幻書ですよね。
ということは、別にヒューイが昔会ったとかそういうんではなく、
ヒューイが幻書を取り出そうとするときに、ああいうやり取りがなされているのかな？
ヒューイを別れ際の顔が寂しそうですよね。書架内にいることが辛いんでしょうか。
この世の全てがそこにあっても、結局一人しかいない。
孤独は死に至る病とはよく言ったものです。

しかしなんとも背筋の凍る女性でしたね。
血まみれで無表情課と思えばニヤリとしたり、そんな事があった直後に肉を食べようとする異常さ。
人に対するある種の執着さもなんか怖いものがありました。
ヒューイが最後まで彼女の名前を呼ばなかったのも、
理解できない、分かり合えないという気持ちがあったからかもしれませんね。
それにしてもダリアンの嫉妬ぶりがなんともいえないｗ
長い時を生きてきていると思いますが、それでも女の子には違いないのですね。
一人でいるのを怖がったり、エステラに嫉妬したりと、いろんな表情を持った子ですね。
なんか｢イエス｣というセリフがすごく癖になってきている自分がいます(笑)

胎児の書自体は悪くもなんともない。それを扱う人間と、
それによって守られてきたエステラが怖い。使う者の意思によって力は性質を変えるいい典型ですね。
あのゴーレムも首なし騎士、デュラハンみたいで不気味さもありましたけど。
って、沢城さんで首なし騎士とか某ラララしか思いつかんですが(笑)
それでもやっぱりロボットに過ぎないわけで。命令をただ守っていただけなんですよね。
そしてそうさせていたということは、屈折していたかもしれませんが、
エステラは愛されていたということ。逆にエステラを苦しめていたようにも思いますが・・・
彼女も祖母の教育だったりと、被害者の一人であったのかもしれません。
結局は時計塔の瓦解によって死んでしまいましたが、あれはあれで救われた形なのかもしれません。
少なくとも、もう誰かと離ればなれという事にはならないですよね。

幻書を扱うのは予想以上に精神力を使うようですね。
そういう意味では、胎児の書のような音を使っての半永久的使用は効率がいいのでしょうね。
本当にここぞという時に使わなければ、もう読めなくてやられる、なんてこともあり得そうです。
しっかしやっぱりどうしても思ってしまうのは、詠唱中にやられちゃうんじゃね？ということで・・・
今回は結界を使ってましたけど、毎回使う気じゃあるまいな；
ま、まぁ気にしてはいけない部分なのでしょう。ダリアン自体は幻書読めないのですかね？
本棚は本の置き場所であって所有者じゃない、か？ダリアンそのものが幻書みたいなもんですしね。

さて、次回は２話構成・・・？？
それとも１時間放送なのか？？３,４話と出てましたよね。
え、どうなんだ？１時間放送はできれば勘弁願いたいのですが。
なーんかダンタリアンはいろいろ損をしているような・・・OPも映像はあ、あるぇ？でしたし・・・
でもダリアンｇ(以下略　ヒューイもね！(笑)

ではでは。