神様のメモ帳　第３話　｢僕が二人にできること｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

神様のメモ帳　第３話　｢僕が二人にできること｣　感想 2011-07-23

それは僕がやりたいこと
神様のメモ帳　第３話感想です。

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なんというか、流れるような２０数分だった・・・
楽しかったですけど、やっぱり展開が早いんでしょうね。なんかもったいないなぁ。
鳴海がここまでの活躍をしたのは素直にかっこよかった！将来は詐欺師ですね(笑)

鳴海は自分の勝手な父親像をメオに押しつけた事を後悔していましたね。
でも世の中にはいろんな家族がいて、ミンさんのようにいなくなってしまった父親を
当てもなく待つ人だっている。鳴海の言葉ぐらいで揺らぐようなら、とミンさんは言ってましたね。
メオも誰かに何を言われても父親を信じ続けていましたし、こうしてミンさんも信じてる。
鳴海にはそれがすごくうらやましくて、そして強いものに見えたのでしょうね。

しかしはなまるが営業妨害じみた事を受けるようになってしまい、
メオが逃亡。自分がつい父親に連絡を取ろうとしたことが、結果迷惑をかけることになってしまった。
アリスを信じなかった自分が招いてしまったことに、彼女はもう誰も頼れないと考えたんでしょうね。
鳴海は彼女に怒っている、と言っていましたが、それはきっとメオを信じなかった自分、
そしてそんな自分の軽はずみが言葉が、こうしてメオを孤立させていったことへの怒りなのでしょうね。
アリスも失策だったと言ってましたが、今回のことは人を信じることができなかったことが
大きなミスの始まりだったのかもしれません。でもそれが一番難しいことでもあると思います。

そして鳴海は自分を信じてもらうために、そして自分の弱さを認めて
４代目に義兄弟の杯を交わしたいと自分からお願いしましたね。
自分がどうしても救いたい人がいる、でもそれは僕だけではどうにもならないこと。
僕のために、じゃなくてそんな僕が救いたいと思った人たちのために力を貸してほしい。
きっとこの辺りが４代目の言う｢バカ｣の部分なんでしょうね。
そんなところにメオも彼を信じてみようという気になったと思います。
少なくとも、アリスは信じられないかもしれないけれど、彼の言葉は信じられる。
前回とはまたえらく印象が変わったでしょうね。やっぱり行動で示すのは大事なんだな。
この行動という部分においては、アリスの苦手な範疇でしょうからね、
鳴海たちの活動がいかに大事かを物語っている気がします。

しかし第１話のときと比べると、すごい変わりましたよね。
まさかヤクザ相手に口八丁で乗り切るとは・・・度胸がハンパないです。
これが全て鳴海が思いついたのでしょうか？だとしたら行動力に知略も備えていることになりますね。
これが彼の元々の、というか吹っ切った彼の姿なのかもしれません。自信がついたというか。
今回は鳴海が一皮向けるまでが描かれたように思いますが、
そんな彼の姿を、メオだけじゃなくて他のメンバーたちも信じるようになっていましたよね。
中将、と呼ばれたり、相当の博打好きと言われたりと認められているようなセリフが所々にありました。
それはきっと今まで人に踏み込もうとしてこなかった鳴海が、
自分の足で一歩を踏み出したことへの、人からのお返しなんだと思います。
ドクペを冷蔵庫の奥から持ってきたから、というセリフがそんな彼の踏み込みの奥深さを言っている気がして、
なんだかニヤリとしてしまいました。今後の鳴海の活躍が楽しみになってきましたよー。

次回は・・・どうなるんだ？
次回予告になっているようでなっていない予告でしたが(笑)
少なくともミンさんの風呂上がりが見れることはわかった！それを期待しろということなのｋ(蹴
また何かの事件の始まりですかね、今度はどんな人との関わりが描かれていくのか楽しみです。

ではでは。