神様ドォルズ　第3話　｢攻め来たるは・・・｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

神様ドォルズ　第3話　｢攻め来たるは・・・｣　感想 2011-07-20

追いかけてくる過去
神様ドォルズ　第3話感想です。

やっぱり阿幾が出てくると空気が違いますね、本当にいいキャラです。
匡平もいつものヘタレに見えませんし、やっぱり普段は遠慮しまくっているのかな？
それはやっぱり過去に起きた村での出来事に起因するのでしょうね。

それにしても詩緒がかわいい・・・ｗ
すでに喫茶店のマスコットになっていますよね。
今回は日々乃と詩緒が日常的な展開、匡平が阿幾との緊迫した展開を繰り広げていました。
そして詩緒が特訓や日々乃たちを守るためにククリを使ったのに対して、
阿幾を追ってきた刺客、日向勾司朗は阿幾を捕縛、もしくは殺すために案山子を使っているという対比。
日常の陰に隠れて、いろんなことが進行している感じですよね。
その前兆のようなものを詩緒も感じているはず。彼女に語りかけてきた
謎の声は一体誰なのでしょうね？なんか髪型とかそっくりなんですが？？
血縁か何かなんでしょうか・・・でも日向姓なんですよね；

匡平にとって阿幾は、思い出したくもない過去の亡霊みたいなものなんでしょうね。
あそこまで怒気を露にしているのも珍しい。前回は個室でしたが、
今回は路上ですからね、人目もあるというのに。
過去の出来事に対して、ほとんど情報が出ないのでなんともいえませんが、
きっと阿幾と匡平が理由で失われたものが多くあるのでしょうね。
阿幾は匡平がそれから目を背けて、こんなことろでのうのうと生きているのが許せない。
逆に匡平はいろいろ失ったからこそ、平穏な日々を生きなければと思っているのかもしれません。
個人的には阿幾を支持したいところなんですけどね、やっぱ逃げてるようにしか見えないですし(＾−＾；)

勾司朗にも言われてましたよね、目をつぶれ、耳をふさげ。
それが今後も平穏に生きていくために必要なこと。こちらに関わってくるなと。
でも匡平はそれができないんですよね。だから第１話のように何か馴染めていない。
村でのことが結局尾を引いて、彼が望んでいるであろう普通の生活ができてない。
それは彼の中で村でのことが全く解決できていないからですよね。
交差点を歩く匡平が本当に一人浮いているように見えました。
彼の立っている場所はこんなところではないから、なのかもしれません。

しっかし久羽子さんはマッドだな(笑)
彼女は父親の警察という肩書きにいろいろ苦労させられているのですかね。
そしてまたしても案山子を目撃してしまうという、アンラッキー・・・彼女にしてみればラッキーかなｗ
非常に危険人物の阿幾を連れ去ってしまうというトンデモ行動ぶり。
彼女の知識欲というか、未知なるものへの探求は留まることを知りませんね〜。
そしてこれでまた阿幾が匡平の人間関係の輪に入り込んでしまいました。
さらには彼女と近しい日々乃さんの危険度も上がってしまいましたよね。
このまま匡平は自分でどうにもできないのでしょうか。
詩緒は匡平のために行動してくれるでしょうけど、それでもまだ未熟。
勾司朗たちが果たして敵となるのかどうかでも、戦況は変わってきそうですね。
でも日向と枸雅は確執しているようですし、やっぱ敵なのかな？

とりあえず匡平のカッコいいところが見たいです(＾−＾；)
現状、僕はちょっと阿幾のほうに目がいってます。彼もある意味主人公ではありますよね。
詩緒のキャラクターがまた強いので、ここらで彼の存在感を見せてほしいところです。
そろそろ案山子同士のバトルも展開されてくるころでしょうか、
盛り上がっていってくれると嬉しいですね。

ではでは。