神様ドォルズ　第2話　｢神様の特訓｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

神様ドォルズ　第2話　｢神様の特訓｣　感想 2011-07-13

操縦者。
神様ドォルズ　第2話感想です。

うーん、まだ面白いのかどうかなんともいえない感じでしょうか。
でも次回でまた阿幾が登場するようですし、また緊迫した事態になるかもですね。
もう少し匡平のことがわかってくると、面白くなるかな？

セキとなるための儀式の様子が出ましたが、恐らく大事なのは血液だけでしょうね。
ある意味形式化された儀式のようにも思いますが、
案山子を神様と崇めているのですから、敬いの意味も込められているのだと思います。
詩緒が通信教育などをしているように、村、といっても古臭いイメージの村ではないでしょう。
恐らく案山子のことも全くわかってないということはないような気がしますが・・・
でも詩緒や匡平は何も知らないようですよね。知らされていないのか、
本当に案山子のメカニズムは謎のままなのか。村のことももう少し知りたいところですねー。

匡平は阿幾がまた座敷牢に閉じ込められたと思っているようですが、
実際は逃亡していますよね。なぜ詩緒が村に呼び戻されないのか、と考えれば、
おのずと気付きそうなものですが、そこまで頭がいかないのはやっぱり自分のことで
手一杯というのもあるのかもですね。詩緒の前では落ち着きのある兄でしたが、
それ以外ではどうにも頼りないし、余裕もなさそうに見えます。
それに彼が選ぶ選択肢はほとんどが撤退ですよね。臆病なぐらいがちょうどいいと言ってはいましたが、
そういう考えが逆に思考を狭めているのかもしれません。
過去に悲惨なことがあったのはわかりますが、そこから逃げずに向き合う必要に迫られてきそうですね。

詩緒は精神的にもセキとしても発展途上の子ですよね。
少し気持ちがぶれるだけで、ククリのコントロールが定まっていませんでした。
そんな彼女をコントロールしているのが匡平でしたね。
本当ならば、詩緒にもここまで来てほしくなかったのかもしれませんが、
来てくれて嬉しいと、彼女を落ち着かせるための言葉を話しました。
ホントのところはどうなんでしょうね。嬉しさとなんでだよという気持ちと半々ですかね。
匡平のことは詩緒にとっては優先順位の高い存在でしょうから、
匡平の言動や行動１つで、彼が心配しているような案山子が招く不幸が訪れる可能性もありますよね。

匡平がククリに話しかけたとき、ククリの目が光りましたが、
あれは彼の呼びかけに反応したんでしょうか？
それとも詩緒に呼ばれたので光っただけでしょうか。
どちらにしても、匡平にとってはびっくりしたでしょうね。
セキの資格がないにも関わらず、反応した？！と思ったに違いありません。
日々乃も匡平は案山子に未練があるんじゃないかと言ってましたが、
確かに関わりたくないのなら、例え詩緒であっても突っぱねそうな気はします。
やっぱり操縦したいとかまではないかもですが、未練があるのでしょうね。
いつか彼がまたククリを操縦するときが来たりするんでしょうか。

しっかし日常が一気に危ない感じになりましたね。
しかも周りの人間をどんどん巻き込みつつあります。
匡平の言う案山子が招く不幸は、個人に留まらず周りを巻き込んでいくかのようですね。
少なくとも彼は阿幾が来なければこんなことには、と考えそうですよね。
それもまた逃げのような気もしますが、匡平がもう少しかっこいい所を見せてくれると嬉しいな。

ではでは。