花咲くいろは　第15話　｢マメ、のち、晴れ｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

花咲くいろは　第15話　｢マメ、のち、晴れ｣　感想 2011-07-11

初めてのお仕事。
花咲くいろは　第15話感想です。
→｢花咲くいろは｣公式サイト

実を言うと、そこまで結名のこと好きじゃなかったんですが、
今回の話で株急上昇ですよ！可愛いところもあるじゃないか。元々可愛かったけれどもｗ
そろそろまた菜子回とかないかしら(笑)　やっぱりこういうキャラをメインをした掘り下げ回はいいですね。

やっぱり緒花は手伝いを申し出ましたね。
それでも結果はまさかのお断り。緒花はあれ？？って感じでしたね(＾−＾；)
ま、できることなら身内で片付けたいと思うのはありますよね。
洋輔とは違って、喜翠荘の名前に反応していましたが、スイさんのことを知っていたからだったんですね。
案外、それも断りの理由の１つなのかもしれません。不甲斐ないところは見せられないというか。

その後に出会った元バイトの女性たち。
例によって緒花が詰め寄ったんですが、彼女の言ったあり得ない組み合わせって
そのままアイスのことだったんでしょうか？
それとも好きでもない仕事と、そんなのをする彼女たちの組み合わせのことなんでしょうか？
その辺りがはっきりしませんでしたよね？民子たちは恐らく
辞めた事に対して文句を言おうとしてたと考えてたと思うんですが、
だってあり得ないよね！？で会話が終わってしまいましたからね。
どうだったんだろう？やっぱアイスかな(笑)

でもやっぱり緒花は周りを動かす原動力ですよね。
再度お願いして、手伝いをすることで洋輔も沈んだ気持ちを浮き上がらせましたし、
結局民子や菜子も参加。終いにはクラスメートまで協力していましたよね。
彼女の言動にも、もちろん力はあると思うのですが、
何かを必死で頑張っている姿に惹かれるものがあるんでしょうね。
それはきっと結名だってそうだったはず。
好きなことに頑張っている人の姿ってやっぱりかっこよく見えたりしますよね。

でも旅館の仕事が辛いもので、楽しくはないと思っている結名には、
なんでそこまでできるのかがわからないんですよね。
頑張ってる姿はいいなぁとは思っても、やりたいなぁまではいかない。
でも洋輔に一緒に生活するなら、緒花のような子じゃなきゃと言われて、
軽く嫉妬してましたね。ここの結名は本当に可愛かったですねー！
旅館の仕事は嫌でも、洋輔のことは好きなんでしょうね。
そして初めてお風呂掃除をして、キレイにできて、人に褒められて。
彼女が恐らく味わった事のない喜びを見たのではないかと思います。
マメ、のち、晴れの意味がよくわかりました。

やってみないとわからないというのは、意外にホントのことで、
例えば前回のように洋輔がバイトを怒っている様子を見たりすると、
この仕事はあんなに厳しいのか・・・とどうしても思い込んでしまいますよね。
料理なんかもそうではないでしょうか。自分にはどうせできないとか、
やってもいないのに、自分の中で勝手に結論を出してはいないでしょうか。
緒花だって、もしかしたら結局はこの仕事はダメだとなっていたかもしれませんが、
やってみて楽しいなとわかったからこそ、スイさんの厳しい教育も乗り越えて
今、こうして頑張っているんだと思います。百聞は一見に如かずといいますが、
一見はいち経験に如かず、なのかもですねｗ

でもまだ結名の中で、旅館の仕事が一番となったわけじゃない。
でも楽しいかもしれない、と思えることができた。
それだけでも彼女にとっては、実に身のある｢修学旅行｣だったのでしょうね。
知った気になっていた事を、本当の意味で知ることができたはずです。
緒花は今までの経験を仕事で生かした、おさらいのようなもの。
結名は旅館の仕事を経験してみるという、職場体験のようなもの。
学んだものを生かしたり、学んだつもりだったものを学んだ。修学ですよね。

いやー、面白かったです。
今まで結名がメインの話がなかったので、彼女のことがよくわからなかったんですが、
自分が思っている以上にいろいろ考えている子なんだなと。
彼女のことがわかって嬉しい限りです。また何かのきっかけで成長した彼女が見たいですねー。
そして次回は縁さんの回なんでしょうか？あまり縁さんにとってよくない記憶？のようで。
今度はどんな話になるのか楽しみです！

ではでは。