猫神やおよろず　第１話　｢貧乏神インスペクト＋｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

猫神やおよろず　第１話　｢貧乏神インスペクト＋｣　感想 2011-07-09

人と神さまのやおよろず
猫神やおよろず　第１話感想です。
→｢猫神やおよろず｣公式サイト

うん、普通に面白かったです。って、なんか言葉が悪い気がするけど；
すごいインパクトがあるわけじゃないんですが、気楽に見れるという意味ではいいアニメじゃないかな？
マスコットの様なキャラクターたちが織り成す、どっかでありそうな日常風景を
だら〜っと見るのが、この｢猫神やおよろず｣を楽しむコツかもしれません。
まさにお茶の間でほんわか見ようということですねw

最初は繭が人間界に落とされた理由からでしたね。
繭さま遊びに程があるｗｗｗというか、高天原に賭場って(＾−＾；)
猫というだけあって、一箇所にずっと留まってはいられない性格なのでしょうね。
楽しいことが大好き！というのがすごくわかりますよね。
まぁ自業自得のような形ですが、なんともホームシックのような表情を浮かべている繭。
やっぱり帰りたいとは思っているのかな。母親の｢痛い目見てこい｣には笑ってしまいましたけどｗ
ゲーム機にはニヤニヤしっぱなしでした。まさかのメガドライブとは・・・！
そしてOPにも懐かしの名機、名機だよな？ドリームキャストの姿ｗ
今回はそれにばかり目がいっちゃってましたが、所々に小ネタが仕込まれていたりするのかなー。

そして今回のメインは貧乏神のしゃも！ということで。
なんかすげー可愛いんだが・・・！例え我が身に不幸が訪れようとも側に置いておきたいんだが(ぇ
スーパーがいきなり倒産に追い込まれたりと、如何なくその力を発揮していましたね。
そんな貧乏神から町を守ろうと、ゴン太(大宮道主命（おおみやみちぬしのみこと）)を筆頭に
正倉院笹鳴（しょうそういんささな）、メイ子など、繭とも縁の深い神さまが集結するという
なんとも異常事態の様相。っていうか、この町の人たち神様信じているのか？(笑)
反応よすぎで苦笑しました。確かに信心深い人たちがこの町には暮らしているようですｗ

でも繭と一緒に暮らしている柚子には、貧乏神のしゃもの力は作用しませんでしたね。
まぁ結果的に貧乏に慣れているから、とはなりましたが、
彼女の優しさが不運的なものを押さえつけたのかもしれませんし、
仮にだるくなったり、おかしなことが起きたとしても、
柚子はしゃもを見捨てるといったことはしなかったでしょうしね。
彼女にとっては神さまも人も関係ないというか、比べるものではないのでしょうね。
だから柚子の周りには神さまが自然と集まってくるのかもしれません。

ま、スーパーの店員の対応がよくなかったから、倒産になったと考えてもいいような気もします。
何か良いことをすれば、どこかで還ってくるなって言葉もありますよね。
その逆も然り。悪いことをしたら、悪いことが還ってくるのかも。
深く考えると楽しさが薄くなる感じのアニメだとは思うのですが、なんとなくそんな事を思ってしまいました。
福を呼ぶ神もいれば、不運を招く神もいる。日々の暮らしにいろんなことがあるように、
神さまもいろんな神さまがいるんですよね。日常のやおよろずと神さまの八百万。
そんなダブルミーニングがあるのかもしれません。

インスペクトには確か調査とかそういう意味があったと思うのですが、
それも今回の話にかかっていましたね。プラスはなんだろう？
事務的なことだけではない何か。神さまの調査だけでなく、そこに人の要素がプラスした。
そういうことかもしれませんね。

しっかし繭の表情がコロコロ変わったりで、見ていて飽きないですねー。
可愛いキャラクターたちがわいわいやっているのを見るのは癒されます。
話の内容によってはだれそうなアニメでもありますが、
日常景が好きな方は普通に楽しめそうですね。
少なくとも僕は楽しめそうです。土曜の朝方に癒しを求めて起床したいと思いますｗ
早起きは三文の得って信じ続ければいいことあるかもしれないし(笑)

ではでは。