神様ドォルズ　第１話　｢神は来たりて｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

神様ドォルズ　第１話　｢神は来たりて｣　感想 2011-07-06

どこまでも縛る｢村｣
神様ドォルズ　第１話感想です。
→｢神様ドォルズ｣公式サイト

この｢神様ドォルズ｣、当初はどんなもんかと不安だったのですが、
なかなか気になるストーリー展開で、ちょっと興味が出てきました。
でも主人公より阿機の方が気になったとか内緒です(笑)

いきなりの回想でちょっとドキドキものでしたね。
主人公である匡平たちの過去なのでしょうね、
案山子同士の戦いでしょうか、が村で繰り広げられたようですね。
なんとも小さい村レベルなら簡単に滅ぼしてしまいそうな攻撃をしていたりと、
神様、と詩緒が案山子のことを言ってましたけど、
あながち誇張にも聞こえない感じ。なんにしてもキツイ過去を背負っているようです。

そんな彼が村から逃げ出して過ごしている都会。
こういう過去もあってなのか、なんとなく人付き合いが苦手なような印象を受けますし、
またどこか遠慮がちな性格ですよね。かといって拒絶しているわけでもなく。
今の生活に慣れていないのでしょうね。そして｢村｣の存在が頭から離れてくれないんでしょう。
関わってくれるな、と心の片隅にあったことが、今回現実になってしまったわけなんですよね。

詩緒と一緒に現れた案山子のククリ、漢字どう書くんだろ；
これって回想にも出ていましたよね？どうやらセキ？という資格がないと
操縦、もしくは呼び出せない感じなのですが、匡平も昔持っていたようで。
もしかしたらこのククリは元は匡平の案山子なのかもですね。
詩緒は彼から譲り受けてもらったのかな。っていうか、詩緒と匡平って実の兄妹だったんですね；
ということはくっつくことはないのか・・・日々乃さん一択ですねわかります。
胸か、胸なのか←

詩緒はどうやら子ども扱いされるのは嫌みたいですね。
ククリでココアを取ろうとしたのも、自分はこんなにも操縦できるようになったと見せたかったんだろうな。
ココアに反応してしまった自分にも、ダメダメ！といったような反応を見せていましたし、
大人を意識してるような感じでしたよね。そこがまたかわいいんですが(笑)
出現場所を間違えてしまったりと、まだまだ未熟な感じの彼女。
そんな彼女がほとんど案山子を使いこなしている阿機の追撃を任されたというのは、
確かに解せない指示ですよね。本当のところは別にあるのかも。
阿機もそうですが、村の人間も匡平には目をつけている感じですよね。
回想の件もありますし、彼にはなにか案山子関係か何かのすごい力を秘めていたりするのかな？

そして謎の青年、阿機ですね。彼の苗字も匡平と一緒みたいなんですが、
彼も兄弟なんでしょうか・・・それとも分家筋とかそんな感じなのかな。小さい村と言ってましたし。
彼の目的はさっぱりですね。匡平に恨みを抱いているようにも見えるのですが、
止めをさせる状況でそれをしませんし、彼に何かをさせたいのかな？
匡平のトラウマの原因、もしくは一因の人間のようですし、
今後対立していくのは間違いないですね。個人的にはすごく気になるキャラクターです。
木村さんの声がかっこよすぎｗ　敵がカッコいいと物語も映えますよねー。

しかし彼らの苗字に拘という漢字があったり、(つかまえて自由を奪う。とらえる。拘禁・拘束・拘置・拘留)
案山子の名前がククリだったりと、囚われているイメージが強いですよね。
それは村だったり、この案山子だったりと様々。
匡平、阿機、もしかしたら詩緒も何かに囚われているのかもしれませんね。
それをどうにかしていくのが、この話の大事なところかもしれないなぁ。

なんにしても、展開次第では面白くなりそうです。
この雰囲気のまま突き進んでくれるとうれしいなぁ。
中途半端に萌えとか意識しないほうがいい気もします。そのままで充分可愛いしｗ
今回は小さな一室で、ということもあり、案山子同士のバトルも
充分に発揮されなかったでしょうしね、そちらの要素も期待したいところ。
後は主人公がもう少ししっかりしてきてくれると、もっと好きになれそうなんですが(笑)
なんにしても、主題歌もやっぱいいですしねー。楽しく見れるといいな。

ではでは。