花咲くいろは　第14話　｢これが私の生きる道｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

花咲くいろは　第14話　｢これが私の生きる道｣　感想 2011-07-04

ホントにびっくりするぐらいロンリー。
花咲くいろは　第14話感想です。
→｢花咲くいろは｣公式サイト

いよいよ後半戦の始まりといった感じでしょうか。
今度は結名を主軸として話が進んでいきそうですね。
老舗に生まれた彼女の仕事に対する思い。その辺りが明かされていくのでしょうか。

それにしてもOPがすごいいい感じですね！
走る緒花たちと曲調がホントぴったしですね。
結名の作った虹をくぐる緒花とか、なんかたまらんですよ。
そしてもしかして孝ちゃんの着ていた５１とあるTシャツは｢こい(恋)｣ってことかな？
まだまだこの先、いろいろありそうで怖いじゃないか(笑)

まぁしっかしなんですね。僕もあの番頭の下では働きたくないな。
熱意は認めないではないですが、従業員の扱いがひどい。
やめたいと言うバイトの子達の気持ちもわからないではないですね。
いつぞや、緒花が給料を貰ってすごく喜んでいましたが、
あれは自分の仕事が認められた喜びであったり、
自分がこなした仕事を認めてくれたという嬉しさとか、いろいろありますよね。
だからこそ仕事にやりがいを感じたり、またその仕事をもっと頑張りたい、楽しみたいと思えるもの。

結名は好きじゃないとこの仕事は続かないと言いましたが、僕はもう少し違うと思うんです。
全部が好きである必要はないんですよね。例えば仲居の仕事の中で
清掃が好き、配膳が好き、もしくは人と触れ合うのが好きといったように、
自分がこなす仕事の中で、どこか自分が楽しいなと思える何かがある。
それだけでもやめようかと悩んだときのブレーキになりえますよね。
バイトの子たちには、どこにもそれが見出せなかった。
それはやっぱり番頭の洋輔が至らなかったのもあるでしょう。

機械を使った配膳を行っていましたが、それ自体は全然悪いことじゃないですよね。
ただ、バイトも機械なのかと言えばそうじゃない。
マニュアル通りにすればいいとは言われても、人間だもの。できないこともあります。
そんな時、上の人間はどうするのか？指導は当然ですが、接することでしょう。
それでなくても、許婚にかまけて仕事を他人に任すというのは
上の人間が見せるものではないですよね。少なくとも見本を示す人であるべき。
洋輔は店を大きくするというのは、お金を効率よく稼ぐことだと考えているのかもしれませんね。
それもまたひとつの考えではあるのでしょうが、接客業という人と接する職業においては
人のことも考えるべきだと思います。だからこそ、その｢人｣と接する仲居は
大事な店の戦力。ないがしろにしていいものとは思えないですね。

それにしても結名はいろんな意味で素直ですよね。
楽しくないことはしたくないとでも言うかのごとくでした。
女将の仕事にはその｢楽しい｣と思える要素が見当たらないんでしょうね。
それでも緒花が旅館の仕事の話を聞いたり、スリッパを整えたりするのを見て、
何かしら感じているものがあるようで。緒花が旅館の仕事のどこに
｢楽しさ｣を見出しているのか、興味があるのかもしれませんね。
きっと根本から女将の仕事に興味がないわけではないと思うんですよね。
ただ見つからないだけ。緒花と接していくうちに、結名も何か見つけるかもしれませんね。

緒花が勘違いしたホビロンの意味ですけど、
熱意が1人だけから回りしている洋輔と、楽しいことに向かって一生懸命に頑張っている
緒花たちをどこか羨ましそうに見る結名のことを差しているのかもですね。
つまりはホントにびっくりするぐらいロンリーなんですよね。
容姿端麗で老舗の跡取りでも・・・ということですね。

さて次回も舞台はこの旅館なのかな？
結名と少し口論をしているようなセリフが出ましたが、
緒花とケンカでもしちゃうのかな？
てかバイトがいなくなって、緒花が手を貸すパターンですよね(笑)
洋輔もそんな喜翠荘のメンバーの仕事ぶりを見て、思うところがあるでしょうか。
ちょっとバカにしてた節もありましたからね、ある意味ギャフンと言わせてやってほしいですｗ

ではでは。