花咲くいろは　第12話　｢じゃあな。｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

花咲くいろは　第12話　｢じゃあな。｣　感想 2011-06-20

それぞれのぼんぼりたい気持ち。
花咲くいろは　第12話感想です。
→｢花咲くいろは｣公式サイト

とりあえずの終わりということになるんでしょうか。
なんとも後味の悪いところに落ち着いてしまったものですが、
孝ちゃんは今後緒花に対してどう接していくのかも気になるところですね。
そして次回の展開もまたある意味怖い(＾−＾；)

緒花と孝一の関係も気になるところですが、
それを気にする徹と民子の関係もちょっと暗雲が漂ってきましたね。
民子のもしかしたら・・・という不安がどんどん的中していってるんですよね。
しかし徹さんも鈍感とはいえ、民子を自分の嫉妬解消につき合わせるとは(；−−)
だからこそ余計に民子は辛い。吐き気なんかよりもそちらを徹に吐き出したいところでしょう。
不安の中、デートみたいだと淡い期待をしたらこの結果でしたという・・・
でも聞き出せないのも恋故ですよね。そこは緒花が孝一に聞き出せないのと一緒でしょう。

緒花はどれだけ自分本位の考え方をしていたんだろうと
傷つきながらも感じました。そういう意味では無駄にならなかっただけよかったのかもですね。
ぼんぼりたい気持ちは誰にだってある。その中で自分はどうすればいいんだろうかと
今後は迷いながらも行動していくことになりそうですよね。
だからといって、全く人に頼らないのもまたおかしいわけです。
孝一に頼ってばかりだったと落ち込む緒花でしたけど、
それでも何でもかんでも頼ってたわけでもないと思うんですよね。
迷った挙句、孝ちゃんなら・・・と電話をしていたわけで・・・
1人ではどうしようもないことだってあります。今回の雑誌の内容を変えるというのもそれですよね。
そんな時こそ、誰かを頼るということをしなければ。
緒花の残念なところは頼らないところだと思います。少し緒花は考え違いをしている気がしますね。
そういうのもあってか、個人的にはモヤモヤしながら見てました(＾−＾；)
まぁ、自分のことなんてね。自分以上に他人の方がよく見てるし知ってるものです。
どのみち誰かと触れ合わずに己を知ることなど無理ですから、
これもまたいい経験の１つなんですよね。

でも皐月さんが自発的に旅館に行くというのは少し驚きましたねー。
急に休みが入ったから、と言ってましたが、もしかしたら頑張ってゲットしたのかもしれませんし、
皐月さんがどういう思いで着翠荘に行く気になったのが気になりますよね。
雑誌内容の変更までとはいかずとも、何か別の考えがあるのかもですね。
しかしやっぱり母あっての子なんですね。女将さんにも緒花と似たことを言っていたとは。
自分が正しくないおかげで緒花は恵まれている、と言ってましたが、
それは反面教師という意味合いなのかな。それにやっぱり正論って言い返せないんですよね。
皐月さんの間違いを緒花がはっきり言い返すのも、ある意味コミュニケーションになりうるのかな？

さて次回は皐月さんと女将さんの話になるのでしょうか。
傷心MIXというのも気になりますよね。四十万の女ということで、
祖母、母、孫の３人が揃ってしまうわけですが、これで何も起こらないわけがないですよね。
縁さんもスイさんを責めるようなセリフを言っていましたし、
また舞台が喜翠荘に変わっても、もう少し波乱は続きそうですね。

ではでは。