青の祓魔師　エクソシスト　第10話　｢黒猫(ケットシー)｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

青の祓魔師　エクソシスト　第10話　｢黒猫(ケットシー)｣　感想 2011-06-19

失いたくない者がいる。
青の祓魔師　第10話感想です。
→｢青の祓魔師｣公式サイト

今回は獅郎さんの回想もあって、個人的にはそちらも嬉しかったですね〜。
そしてクロが可愛いなオイ。バトルとしては盛り上がらなかったかもしれませんが、
獅郎と燐のシンクロ具合がやっぱり親子を感じて微笑ましかったです。

でもやっぱり雪男と燐は双子なんだなぁと思いますよね。
最後に口調まで変わってキレたのは驚きましたけど(笑)
夏の暑さと怒りの激情で熱くなっている二人を、扇風機が交互に風を当てて、
まぁ落ち着きなさいよと言っているような感じでした。
草葉の陰、なんて言葉も出ましたけれど、案外獅郎さんが見てたのかな(笑)
でもあの｢〜じゃねぇんだよ・・・｣っていう口調も燐に似ている部分がありますし、
水にこだわってネチネチと燐を責めるのも、なんか近いところがある気がします。
メガネはきっとよく壊れるんでしょうね(＾−＾；)

でも悪魔退治に参加させないのはそんな一時の怒りに駆られてではないと思うんですよね。
もちろん燐に未熟な部分もあるから怖いという気持ちもあるのでしょうが、
だからこそ倒されてしまう可能性も高いわけで。
そして前回のネイガウスとの一戦で、燐の無茶な戦いぶりに不安がある。
これ以上家族を失いたくない、という気持ちの方が強いのではないでしょうか。
それに他のエクソシストの前で悪魔の力は使えないでしょうしね。
それこそバレてしまったら、公的に燐は狙われることになりますし。
でも、燐の悪魔退治への意識の軽さはイラッとしても仕方ないかな？
まぁ燐も本気で口にしているわけではないと思いますが、
早く実践を積んでサタンを倒すという目的に近づきたいんですよね。

そして今回のメインであるクロ。獅郎の使い魔だったんですね。
なんで獅郎は来ないんだろうと不安になっていたところで、
彼は死んだという言葉を聞いて、そうなのかもしれないと少しでも思っていたことが、
事実として明かされてしまい、でもそれを信じたくない気持ちが暴走という形になったんだと思います。
こういう時、言葉が通じないというのは本当に辛いですよね。
｢嘘つき！｣と彼が叫んでいるのを知ったら、他のエクソシストの対応はどうなったのかな。
それでもやっぱり退治することになっちゃったんでしょうか。
まぁそれがエクソシストの使命ではあると思いますが・・・

でもそんなクロの言葉を聞いた燐が、クロの気持ちを理解して
｢頭｣を使って(笑)、クロを諌めましたね。
それは同じ気持ちを持っているが故の理解でもあるし、
燐がクロをただの｢悪魔｣として見なかったからこそ、できたことだと思います。
所詮、悪魔とうセリフも出ましたが、やっぱり意識の違いはあるんですよね。
偶然にもほとんど獅郎がクロをなだめた時と酷似していたのは、
雪男も驚いたでしょうし、また敵わないなと感じたかもしれませんね。
燐はその時の事は知らないはずですし、それでも似たようなことを言うのは
肉親ではないといえ、｢家族｣の繋がりが見えます。そういう意味ではクロも家族なんですよね。

でも今回の話を見て、ますます燐はある意味危険だよなぁとも思います。
最終目的はサタンですけど、彼は悪魔にも言い分があると知れば、
ただ倒す、という手段をとらないでしょうからね。
そうなった時、人と悪魔、どちらを守るんだ？と問われたら、燐はどうするのかな？
なんかいっそう彼の道が険しくなったんじゃないか。そんなことも感じる今回の話でした。

さて次回は水着回ということで・・・
なんか予告の間でうらやま・・・けしからん子供がいたような気がしますが、夢だったと思っておこうよね。
出雲の水着姿しかなかったですが、しえみもあるんですよね？
ていうかなかったらちょっと泣くかもしれない(笑)
悪魔も絡んでくるようですし、今度はどんなことになるのやら。
来週も燐の活躍が楽しみです！そして水着(笑)

ではでは。