Steins；Gate　シュタインズゲート　第11話　｢時空境界のドグマ｣　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

Steins；Gate　シュタインズゲート　第11話　｢時空境界のドグマ｣　感想 2011-06-15

神の領域に足を踏み入れたその時・・・
Steins；Gate　第11話感想です。
｢Steins；Gate｣公式サイトはこちら！→http://steinsgate.tv/index.html

いやー、またしてもいい引きで終えてくれましたね。
しかも原作とはまた違った流れになっていて、でもそれがまたいい感じ！
紅莉栖とのイベントもニヤニヤするワンシーンでしたね。さぁ次回はどうなっていくのでしょうか。

いきなりなにが始まったのかと思いきや、ミスターブラウンの妨害をかいくぐり
実験をするための岡部と鈴羽のミッションだったわけですね(笑)
やっぱり鈴羽はここでも微妙にズレてましたよね。色気を肉体美かなんかと間違えてるような(＾−＾；)
でも振動ってあんなにしていたんですね。ブラウン氏が怒るのも仕方ないね。
しかし偶然にもブラウン管工房に鎮座する｢４２型ブラウン管テレビ｣こそが、
SERNも困っていた｢リフター｣の代用となっていたことが判明。
電話レンジ(仮)の仕組みがわかったところで、さらなる発展をすることになりましたね。

しかし紅莉栖がなにやら浮かない感じ。
元々彼女はタイムマシンを頑なに否定していましたしね、
それでもここにいるのは前回でも述べていましたが、楽しいというのがあったから。
改めて｢タイムマシン｣ということを考えさせられたわけですね。
その理由は父との確執。自分より非凡な才能を持つ娘に嫉妬し、避けるようになってしまったのですね。
紅莉栖にしてみれば、父が真剣に取り組んでいるものに興味を持ち、
その道を一緒に歩きたい思いもあったのでしょうが・・・もっと単純に父に喜んでほしかったんでしょうね。
彼女も科学者のある意味悪いところ、知りたいことに夢中になり没頭する。
それを少しやりすぎてしまったんですね。褒められたい気持ちが仇になり、逆効果になってしまった。
そして自分がまた｢タイムマシン｣などという、誰も成し得なかったことをやってしまっては、
父親がさらに離れてしまうと危惧しているんですね。
岡部にいつぞや迫られて泣いてしまったのも、父に罵倒されたりしたのかもしれません。

でもそんな個人的事情を岡部に話せるまでに、紅莉栖は信頼してるんですよね。
顔が見えないところに移動したい、というのもなんか可愛いじゃないですか。
岡部の顔が見えると言い出しにくくなるというのもあると思いますが、
こんな話をしている時の自分の顔を見られたくないというのもあるんでしょうね。
そして岡部もその信頼にちゃんと応えてあげてますよね。
ま、鳳凰院凶真として話さなきゃもっとカッコいいんですけど(笑)
場の空気を読むことはなかなか岡部さんには難しそうですけど、
それでも彼は場を和ませることはできる。紅莉栖も微笑みながらも
父親と一緒に会いに行くことを了承してくれましたね。
１人では困難な事も２人ならできるかもしれない。
やはりこのアニメは｢仲間｣というのがあってこそだと思います。

しかしタイムリープマシンの完成間近に喜ぶ反面、
岡部の周りには不安を煽らせることが次々に起こり始めましたね。
まゆりの言葉、鈴羽の｢紅莉栖はSERNと通じている｣、萌都の異様な執着と底の見えない視線。
そしてまたしても届く｢お前は知りすぎた｣のメール。
まゆりの言葉は今の岡部の現状でもありますよね。過去改変によって
彼はまゆりたちとの記憶の齟齬に悩みました。自分だけが覚えているのに周りは何も覚えてない。
まゆりには事象は理解できなくても、感覚でなんとなく察しているんでしょうね。
町並みは変わらずとも、車や人は絶えず動いている描写もそれを差している気がします。
そして鈴羽が紅莉栖を警戒していたのはSERNと通じていると思っていたからなんでしょうか？
それともただの被害妄想なのか。今のところ紅莉栖にそんな様子はないですよね。
さらには萌都の最初の質問、｢タイムマシンは破棄した？｣なんでそんなことを気にしてるんでしょうか。
タイムリープのことを知ったときの目も怖いものがありますよね。
まるでIBN5100を探していた時のような積極ぶりでした。彼女は本当に何をしようとしているのか、
なまじ彼女の心理描写が無いに等しいので難しいですね。

そして不穏なメールが着てからの演出が本当によかった！
岡部の切迫した気持ちや焦燥感、急いで紅莉栖やまゆりの安否を確認しなければ！という
岡部の入り乱れた心の中をうまく演出していましたよね。
白黒なのも、彼の現実味の無さ、起きてくれるなという思いの表れなのかもしれません。
・・・そしてシャワーシーンで色が映るという。本当にありがとうごｚ(辞書
でも色が付く＝現実を認識したと思えば、岡部がどんだけ安堵したかということが
わかる気がしますよね。まゆりにも珍しく怒られはしましたが、
岡部の心の中はよかった・・・本当によかった・・・！と落ち着こうとしているんですよね。
まゆりと紅莉栖はそんな岡部の様子に少し気付いたような感じでしたね。
紅莉栖も隠し事が下手っぽいですが、岡部も似たようなものなのかもですね。
それがわかるまでに二人の距離が縮まっているともいえますよね。

しかしラストで明かされたSERNとの直通の回線がこのビルに通じていること。
メールの犯人がSERNなのではないかと岡部に思わせる結果となりました。
お前を見ているぞというメールも着ていましたしね、監視されているという
信憑性が高まってしまった形でしょうか。
このままタイムリープマシンを完成させていいものなのか。
今回は本当にこのまま進んでいいの？と岡部に問う回となりましたね。

次回はこのシュタゲの山場です！見逃すとえらい後悔するに違いない！
原作でもプレイヤーが盛り上がった箇所かと思います。
心して見てくださいね。ある意味これが始まりとも言えます。
俺だ、今までは事前情報に過ぎなかったのだよ、フゥーハハハ！と言っても過言じゃないかも(笑)
僕も今か今かと楽しみで仕方ありません！早く来週にならないものか・・・

ではでは。

次回予告　第12話｢静止限界のドグマ｣

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著者：晶 | コメント:(2) | トラックバック:(58)

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※ネタバレ厳禁でお願いします。

いつもレビュー拝見させていただいております。
ブログにリンク張りましたのでご報告させていただきました。
TBの件に関しては、いつも送っているのにスルーされたり削除されたりされるサイトさんがありまして、別に昌さんのサイトを言ってるわけではないですよ。
ツイッターでケンカ売ってくるサイトさんがありましたので警告しただけですw
これからもTB送りますので、ブログに遊びに着てくると嬉しいですね！

ようちゃん！！: 2011-06-15
WEBサイト: URL

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>ようちゃん!!さん

こちらこそ、いつもTBなどでお世話になっております。
こちらもリンクを貼らせていただきたく思います。よろしければご確認して下さいねｗ
TBの件、というのはそちらのブログに書かれていることでしょうか？
こちらも忙しくて、なかなか全てのTBを返せる状況に無い時もありますんで、
ご容赦ください、決して他意はないですので・・・(＾−＾；)
今後ともよろしくお付き合いくださいねm(_　_)m

晶@管理人: 2011-06-15
WEBサイト: URL

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