Steins;Gate　シュタインズゲート　第10話　「相生のホメオスタシス」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

Steins;Gate　シュタインズゲート　第10話　「相生のホメオスタシス」　感想 2011-06-09

鳳凰院凶真はラボメンのためなら何でもやる男なのだ、フゥーハハハ！
Steins;Gate　シュタインズゲート　第10話感想です。
「Steins;Gate」公式サイトはこちら！→http://steinsgate.tv/index.html

前回がとてつもない回だったので、今回は小休止といったところでしょうか。
それでも各所にいろんなイベントが仕込まれていて、なるほどなぁという部分と
えっ？と部分があったかと思います。それにしても助手はかわいいなあ(*´∀｀*)

例え世界線が大きく変動しても、人間関係はそこまで変わらないんですね。
これは岡部にとっては救いだったでしょう。町並みが大きく変わってしまい、
彼にとっては見知らぬ街に放り出されたような感覚もあるでしょうし。
それでもまだ仲間、ラボメンたちとの関係は変わっていない。
今回は特にその仲間という面が強く出ていたかと思いますが、
突飛な言動や行動をしても彼らが岡部の元から離れていかないというのは、
やはり彼の素の部分に魅力があるからでしょうね。

なんにしてもフェイリスのメールはとんでもない改変をしてしまいました。
Ｄメールの効果を改めて実感し、そして後悔する岡部。
そしてそれをさらに煽るかのように、「お前を見ているぞ」のメール。
さらには赤いゼリーという不気味な写真つきでしたね。
赤は危険の色。そしてゼリーの意味するところは･･･想像に難くないと思います。
自分は今、何かとんでもない只中にいるのではないか、
どうしようもないことをしてしまったのではないかと不安を掻き立てられていましたよね。

それでもＤメールを使う。鈴羽のために。ラボメンのために。
岡部倫太郎ではちょっと手が震えてしまうけれども、
「鳳凰院凶真」は恐怖のマッドサイエンティスト。己が欲望のためになら何でもやってやる。
自分の不安を打ち捨てるように笑っている彼は、本当に優しいリーダーですよね。
そんな彼だからまゆりも心配して声をかけるし、
紅莉栖もここは本当に楽しい。自分も仲間だと思ってる。と
自分の気持ちを素直にさらけ出せるんでしょうね。
信頼には信頼を、という感じのこの仲間の輪がなんともうらやましいです。

しかしまたいろいろ疑問と伏線らしきものが出ましたね。
鈴羽がいなくなったその夜、ラジオ会館に落ちた人工衛星も消えていました。
そして鈴羽が向かったタイムマシン同好会にはダルも参加予定だったりと、
ここでも蝶の羽ばたきが見られましたが、この出来事が後の大きな事象に繋がるのでしょうか。
そこで父親がいなかったら、どこかへ向かう予定だった鈴羽。
それが延長された事で何かが変わるのかもしれませんね。

そして岡部のリーディングシュタイナーは幼少時に既に体感していたもののようで。
誰かが世界線を変動させるようなことをしたのでしょうか？
2000年問題、というワードを出していましたよね。
確か2000年に切り替わると同時に世界中のコンピュータが不具合を出す
危険性があるという問題だったはず。その時点で何か行われたんでしょうかね。
それ自体が世界線を変える可能性があったのかもしれませんが。

・・・にしてもですよ。岡部はＨＥＮＴＡＩだなあ(笑)
うらやま・・・いやいやけしからんですなこのやろう！
やっぱりるかは女性になっていたんですね。だから世界線が変わった。
それにしてももう少し確認のしようがあると思いますが、まぁ男だと思ってたんだしな；
まさかこのシーンをしっかりとやってくれるとは思いませんでしたｗ
なんというかアニメならではの楽しみをした感じ。満足です(笑)

さて次回からはどうしていくのでしょうね。
今回はうやむやになりましたが、岡部は誰かに監視？されているようですし
これ以上無闇にＤメールの実験はできないでしょう。
それでもこの実験を続けていくのか？何故こんなことが起きるのか？
ということは突き止めるかもですね。そして監視なんて単語からはSERNしか出てこないわけで。
IBN5100がない今、奥底までは調べられないでしょうが、
またそちらの方に焦点が向くかもしれませんね。なんにしても慎重な行動が求められるでしょうが
岡部はどういう行動をしていくのか。ますます危険な匂いを漂わせつつも、
ラボメンたちの雰囲気がなんとも素敵なこのアニメ。どう乗り越えていくのか見物ですね。

ではでは。

次回予告　第11話「時空境界のドグマ」