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戦国乙女〜桃色パラドックス〜 第10話 「心中乙女」 感想 2011-06-07

心の狭さより深き黒い炎。
戦国乙女〜桃色パラドックス〜 第10話感想です。
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ミツヒデがいろんな人間の言葉に翻弄される様がなんとも面白かったですね。
そしてそんな彼女を利用しようと画策するマサムネ。
歴史上の大イベントであるこの話を見事に描いてくれたかと思います。
盛り上がりましたよねー!みんながみんな本当においしくもいいキャラクターですよね。

赤い月は不吉の兆しの印象が強いですが、まさにその通りになりましたね。
ミツヒデの不信は留まるところを知らず、ついに間違った方向へと向いてしまいました。
というわけで、歴史でもターニングポイントであろう「本能寺の変」が起きてしまいましたね。
これでもかこれでもかと煽られ続けたミツヒデさん。
彼女の心の弱さとノブナガさんを慕うが故の大騒動になったのですよね。

でも気持ちは充分に理解できますよね。好きな人に見てもらえない。
好きだからこそ不安になる。自分は必要ないのではないか、いらないのではないか・・・
彼女はいつもそれを心の隅っこにしまいながらも、そんなことはないと
ノブナガさんに尽くしてきたんだと思います。役に立ってさえいれば捨てられないと、
そうしていれば自分を見てくれると信じてここまでやってきたんでしょうね。

しかしそれはいつの間にか、愛情表現というより自己を守るためのものに
すり替わっていたんではないでしょうか。ヒデヨシに自分だけを見てくれる
ノブナガしか愛せないのか、と言われてハッとしていましたが、
ミツヒデはそんなノブナガを慕っていたわけではないはずですよね。
彼女の器の大きさや目的の大きさ、そんな人間としての大きさに惹かれていたはず。

炎の中に乗り込んでしまったヒデヨシを探すために自らも飛び込んでいったとき、
ノブナガさんに頭上の瓦礫から救われましたよね。
そこでもノブナガさんはミツヒデがこれをやったとは全く考えていない様子でした。
敵はどこだ!?と聞かれて、彼女は自分の小ささを思い知ったのでしょう。
自分がいかにノブナガを信じていなかったのかも思い知らされたのでしょうね。
敵は本能寺にあり、己の心中にいる。心中と見るとやはり「しんじゅう」を考えると思いますが、
今回の「心中乙女」は心の中、「しんちゅう」なのでしょう。
燃える本能寺はまさに彼女の心の中の嫉妬渦巻く世界でしたよね。

しかしこんなどシリアスな中にも笑いは忘れないようで(^−^;)
ヒデヨシはどうしたの?と聞かれて「あ・・・」と二人して、そういえばみたいな反応をしたり、
ミツヒデのキスをせがむあの顔は笑いましたね〜。
なんというか、ミツヒデが救われたことをさらに出すために
一気に暗い空気を吹っ飛ばしたかのような、ある意味急な笑える展開へ。
この流れは下手すれば白けてしまう事もあるかと思うのですが、
上手い展開の移りだったのではないでしょうか。

そしてマサムネの正体にヒデヨシが気付いたようですね。
実際、本能寺の変は改変されましたよね、これって。
史実では確かこの後、ヒデヨシがミツヒデを討ち取った展開のはず。
歴史どおりの流れなら、ヒデヨシが天下を取る流れです。
しかし真紅の甲冑をマサムネさんが奪い、それを掠め取ろうとイエヤスが出てくる始末。
これで未来にどういう影響がでてくるのか未知数ですよね。
そしてマサムネさんの「これで伊達家の悲願が・・・」というセリフも気になるところ。
なんというか、彼女はもう少し使命感的なものを持ってこの時代にやってきたのかと思ってたんですが、
先祖の宿願を叶えるという、ある意味自分のためにこの時代に来たんでしょうか。
ま、甲冑よりヒデヨシの命を優先する人物です。彼女の本心が知りたいところですね。

なんにしても面白かったし、面白くなってきました!
イエヤスさんの真っ黒っぷりを見ていると、ミツヒデの乱心なんて
まだまだ灰色みたいなもんだったぜ!と思わざるを得ませんね(笑)
非常に悪い顔をしてましたよね。ある意味清々しい悪役っぷりです。
このまま甲冑はイエヤスの物になってしまうのか、はたまたノブナガの奪取なるか。
次回の強奪というタイトル。誰が誰から強奪するのか楽しみですね。

ではでは。


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