神のみぞ知るセカイII 　第9話　FLAG 9.0　「2年B組　長瀬先生」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

神のみぞ知るセカイII 　第9話　FLAG 9.0　「2年B組　長瀬先生」　感想 2011-06-07

教育実習生の戦い。
神のみぞ知るセカイII 　第9話　FLAG 9.0感想です。
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今回から新しいヒロイン攻略ですね〜。
キャラデザ的に大分期待していたのですが、先の展開が気になる話でしたね。
でもこの性格は某A的なチャンネルの熱血先生を思い出してしまって、苦笑しました(＾−＾；)

しかしその熱血ぶりもあってか、出だしのインパクトは結構あったように思いますね。
とはいっても、その熱血ぶりは今の学生からすれば確かに鬱陶しいもの。
ゴミのポイ捨てを注意されて、めんどくさそうに去っていく学生や、
プロレスが大好きです！と少し古い選手の名前を出して、？？とさせてしまうところなど、
元気や意気込みはすさまじいのに、どこか空ぶっている印象もありました。
途中、綿毛が空を舞う描写がありましたが、やはりまだ彼女は実習生。
教育の現場を知らない新人さん。なんというか足がまだ土にどっしりと根をはっていないんですよね。

そんな彼女が目にした桂馬。まぁ僕らから見てもかなり浮いていましたね(笑)
気にしながらも、他の担任が注意をしないことに疑問を感じてましたが、
恐らく一番気になったのは、桂馬から発している孤独、というか
人を寄せ付けないオーラみたいなものなのでしょうね。
あれは現実に全く興味が無い目だ、と言っていましたが、なぜそんなことが理解できるのでしょうか。
きっとこの先生も一度、現実に失望したからではないでしょうか。
一目見ただけでは理解されないと思うんですよね。他の先生もいくらかの言い争いをして
こいつはこういう奴だ、と理解し諦めた形だと思います。
でも純はそういうやり取りもなしにすぐに理解した。そしてそれは少なからず正しいですよね。

二階堂先生が思ったより元気そうで良かったと言っていたり、
理想を貫く、今度こそ！と一度失敗してしまったかのような言葉を発して
駆け魂に囚われたりしていますしね。今回の心のスキマは理想と現実のギャップ的なものですかね。
桂馬のリアルじゃなくて理想か・・・というセリフもそこに当てはまってくるのではないでしょうか。
桂馬に注意をしようと思って勢いよく向かったはいいものの、
彼を見てその意気が消沈したような感じでしたよね。
自身の過去でも思い出してしまったのでしょうか。

そんな彼女が今回の攻略対象ということで、さっそく対策を打ったはいいものの
むしろ先手を打たれてしまい、またしても攻略は難航することになりそうですね。
桂馬は教え子と先生という立場にはなりたくはなかったんだと思いますが、
純の方が桂馬に興味を持ってしまったがために失敗。
桂馬は何故だ？？と困惑気味でしたね。自分が問題児であることもわかってなかったみたいですけど(笑)
ある意味、桂馬が攻略される展開が待っているかな？
いつも以上に向こうから積極的にやってくるし、スキンシップも多かったですね。
まぁ桂馬のゲーム好きは孤独からの逃げじゃないんですが、
このおせっかいぶりが桂馬の攻略にどこまで影響してくるのか楽しみです。

なんで自分に関わろうとするのか。そこがわかると攻略もやりやすくなるのでしょうが、
それは桂馬自身も抱える問題であるような気がします。
２次元と３次元のギャップ。前回も桂馬はリアルについて考えることになりましたが、
今回もそのような展開になるのかもしれませんね。
今まではある意味パーフェクトな感じの神さまでしたが、ここしばらくは苦戦気味。
そして改めて自分について考える。こういう展開は嫌いじゃないので
大いに悩んで、そして一皮むけてほしいなぁと思います。

ではでは。