花咲くいろは　第１０話　「微熱」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

花咲くいろは　第１０話　「微熱」　感想 2011-06-05

夢と現の狭間で何を想う・・・
花咲くいろは　第１０話感想です。
「花咲くいろは」公式サイトはこちら！→http://www.hanasakuiroha.jp/

なんとも不思議な雰囲気の第１０話でしたね。
いつもは猪突猛進という感じの元気な緒花ですけど、
やっぱり風邪とかで寝込んでる時は弱気になるものですよね。

ワケもわからず仲居の仕事を始めた当初は、なんで自分が･･･という感じでしたが、
女将さんの姿や初めての給金を貰ったりと、「仕事」に対して
前向きになり始めた矢先のこのダウン。
そこにいるのにそこにいないような感覚なのでしょう。
自分が働いていない喜翠荘というものを考え出してしまったわけですね。

自分がそこにいなくても、何事もなかったかのように回る時間。
自分はなんでここにいるんだろう･･･とまた考えてしまいました。
なんというか、自分はここで仕事をしていないと居ちゃいけない、
みたいな考えが少なからずあるのでしょうね。
それでも自分は仲居という仕事が、喜翠荘の皆が好き。
必要じゃないとか思われたくない。
いつもはポジティブなイメージの強い彼女ですが、
意外にマイナス思考に陥ると抜け出すことが困難な性格なのかもですね。

でもそんな緒花とは反対に、皆が彼女の心配をしていましたよね。
菜子の気遣いには感心させられました。テレビは人それぞれだとは思いますが、
やっぱり静かだとなんか心細いものがあるんですよね。
うるさいでしょ？？という民子の考えもわかりますけれど、
この気遣いは彼女らしさが出ていましたね。まぁテレビはたいていの人が消してましたが(＾−＾；)

そして徹さんですよ、なんといううらやましいことをしてくれやがっているのか(笑)
民子に見られなくてよかったですね・・・
やっぱり好きになりかけているのかな。意識はしまくってますよね。
民子は気が気じゃないようでしたが･･･終盤での顔の落書きの描写は
ある意味、彼女の本心なんでしょうね。
魚を焼く時の炎がなんだか嫉妬の炎に見えてきて、怖かったですよ(＾−＾；)
でも緒花は孝ちゃんのこと考えているんですよね。
民子→徹→緒花→←孝一という変な感じになってますけど、
これがどうなっていくのか、なんだか気にはなるけど修羅場が怖いですね；

しかし神社でのあの演出はなんでしょうね。
ただの夢という括りで片付けていいものか悩みます。
狐と一緒にいた女の子も気になりますよね。この土地の神さまかな？？
今後また出たりすることもあるのでしょうか。
少なくともお祭りはいつかあるとは思うのですが、
今回がなんとも現実と夢の境界が曖昧なせいもあって、
実際に起きたことなのかもわからないですよね。緒花も発光してたっぽいですが。

でも民子が落ち込んだ緒花を元気付けるというのは、
二人の関係が本当に進展したことを見せてくれましたよね。
徹のことも気にしているだろうに、それはそれ。
緒花のことを心配することにそれは関係ないのでしょうね。
この辺りは女性らしい恋愛観なのではないでしょうか。
それに菜子さんの主張も驚きでしたね。
それだけ伝えたい気持ち、大事なことなんだということですよね。
彼女も本当に成長しましたよね。当初のおどおどした態度が嘘のようです。
それだけ緒花という女の子の存在が、この喜翠荘に何をもたらしたのかということですね。
最後の巴さんと女将さんの配慮も素敵。邪魔すんな男ども！というですね(笑)

次回はお母さん再登場！？
東京に戻ることになるのでしょうか･･･？
あの夜の町並みは少なくとも喜翠荘の周りではないですよね。
またしても緒花が泣いている姿がありましたね。
また元気のない緒花を見ることになっちゃうのかな。
それはそれで何か残念なような。やっぱり彼女は無駄に元気なのが似合ってる気がしますしね。
どういう展開が待っているのか、来週もドキドキしながら待ちたいと思います。

ではでは。