青の祓魔師　エクソシスト　第８話　「此に病める者あり」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

青の祓魔師　エクソシスト　第８話　「此に病める者あり」　感想 2011-06-05

独りでは倒せないモノ。
青の祓魔師　エクソシスト　第８話感想です。
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今回は出雲の前回の汚名返上回でしたね！
序盤は可愛らしいところも見せつつ、終盤では見事に復帰してくれました。
確かにいろんな意味で「彼女らしくない」部分を見せてくれましたねｗ

出雲は基本的に人を信じられないんですよね。
だから人を寄せ付けない術を身につけているんだと思います。
そしてその１つがあの強気な性格なのではないでしょうか。
さらにはこの性格を作ることで、自分を守ります。
何を言われても己を信じればいい。他人に振り回されるな。
彼女は当初、式神を見事に制御していましたが、
それは例えば精神を見事に安定させる術を修練で会得したのではなく、
自分だけを信じろ、というある意味自分の頑なまでのシールドで
精神を守っていたからなのだと思います。

そんな彼女が唯一信じている朴を悪魔に傷つけられ、
その精神にほころびができてしまい、式神にも見捨てられ、
自己に迷いが出来てしまったんですよね。
当人もケンカまでする気はないんだと思うんですが、
ああでも言わないと、自分を維持できない。
今にも折れそうな自分の心を奮い立たせるには、と試行錯誤した結果なんだと思います。
前回のラストで他のみんなに泣き顔も見られていたら、
彼女は本当に立ち直れなかったかもしれませんね。
いろんな意味で燐は彼女を救った形になるのかもしれません。
・・・それにしてもあの恥ずかしそうな顔は可愛すぎた！
しえみ一強かと思っていましたが、いやいやそんなことは決してなかったぜ。
改めて、声優さんハマってるなと思わざるを得ませんでしたね(笑)

エクソシストは１人では戦えない！
この言葉が今後の教訓になってくるのでしょうね。
今回も出雲一人では自分を取り戻すことは難しかったかもしれませんよね。
彼らの頑張りや自分に出来ることは何だ？と自問自答の末に
彼女は復活した。此処に病める者とは彼女のことも差しているのですよね。
今回の一番の功労者はきっとしえみなのでしょうね。
彼女が自分に出来ることをまず行動したことにより、
勝呂達は詠唱を始め、志摩はその援護をするきっかけになったと思います。
そしてとどめは出雲にらしくないと言ったこと。
一連の行動のきっかけはほとんど彼女が作り出したんですよね。
まずは洗濯から自分が出来ることをする、なんて言ってましたけど、
しえみさん、もっと自信をつけていってほしいですよね。

まぁそんな教訓が出たにもかかわらず、
一人で悪魔を倒した我らが主人公、燐くんなのですが(笑)
意外にもあっさりと黒幕のイゴールが現れましたね！これには驚いた。
燐の青い炎が見れれば、ある意味大義名分が立ちますからね。
悪魔がいたから応戦した。エクソシストとしては当然の行動ですし。
次回もまたなにやら企んでいるようですし、雪男とも交戦したりするのでしょうか。
イゴールがなぜ燐の正体を知っているのかも気になるところですよね。
学園内で知っているのは恐らくメフィストだけですが、まさか？

いやー、面白かったです。
今まで雪男や燐たちが悪魔を倒したところは見ていましたが、
勝呂や出雲たちの活躍は見れてなかったですからね、
そういう意味でも満足の回でした。みんな本当にいいキャラしてるなぁ。
出雲の可愛い一面も見れたことですし、またこういうキャラの掘り下げ回があるとうれしいですよね。
２クール、丁寧に作っていってほしいものです。

ではでは。