あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。　第8話　「I wonder」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。　第8話　「I wonder」　感想 2011-06-03

超平和バスターズは　いつでも仲良しです。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。　第8話感想です。
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元に戻りかけていた仲間達にまたしても亀裂が･･･
やはり一時の感情だけでは、「めんま」という存在を向き合えないという事なんですよね。
壊れて、戻って、また壊れかけて。でもその分もっと仲良くなれる。
きっともっと強くなれる。いつでも仲良くなれる。そう思います。

イレーヌさんはやっぱりじんたんたちを憎んでいたのでしょうか。
その辺りは複雑でしょうね。憎んでも仕方ないのはきっとイレーヌさんもわかっているはず。
それでも行き場のない思いをぶつける相手がほしい。
その対象がじんたんたち。めんまと違い、時の止まっていないかつての友人たち。
イレーヌさんの深い闇を垣間見せられて、皆また「めんま」という
重荷を再確認してしまった形なのでしょうね。

やっとじんたんと協力する方向にいっていたと思いましたが、違ったんですね。
めんまのために、ではなくじんたんのために協力していた。
じんたんのために、というのも間違いかな。
自分のためにさっさとこの問題を解決したかった。
めんまのことを考えたくないから。塞ぎつつあった罪悪感を思い出したくないから。
仮にこのままめんまのお願いを叶えたとしても、それはほんとの解決ではなく、
超平和バスターズもそのまますぐに風化したかもしれませんね。

めんまが見える。ということはあなるにとってもきついことだったんですよね。
過去、めんまのことは好きじゃないと言ったじんたんに
淡い期待をしてしまった罪悪感。でも今でもじんたんはめんまを見てる。
一度期待をすると、なかなか消えるものではありませんよね。
もしかしたら・・・　この事を解決したらじんたんは私を見るかもしれない。
そういう思いもあったのではないでしょうか。

イレーヌさんのことで、めんまの問題は終わったと思ったら、
それでもじんたんはまだめんまのことばかり考えてる。
彼女はそれが辛くて、悔しくてたまらなかったんじゃないでしょうか。
わたしのばか、と泣き崩れてしまいましたが、
自責とじんたんにまた重いものを背負わせてしまった事もあるのかもですね。

最後はとうとうめんまが動きましたね。きっと何か喋ってたんでしょうが
無言電話で結果的に秘密基地にみんなを呼び出し、
自分の存在をアピールしました。ある意味もっとも効果的かと思われる形で。
じんたんの妄想、とある意味真剣に考えてこなかった彼らが、
これでどう変わっていくのかが楽しみですよね。

たまには自分もシャツについての考察を。
ぽっぽがたけのこ柄のシャツを着ていましたよね。
雨後のたけのこ、という言葉があるようにたけのこは雨の後は成長が早いです。
そしてたけのこは多くの節がありますよね。
雨や節はじんたんたちが直面する問題、成長はそのままの意味で
使われているんじゃないかと思いました。問題があって成長を促進させる。
きっと彼らもまた一段と大きく、太く成長してくれるに違いありません。

ではでは。