戦国乙女〜桃色パラドックス〜　第８話　「微熱乙女」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

戦国乙女〜桃色パラドックス〜　第８話　「微熱乙女」　感想 2011-05-24

強まる絆と、すれ違う思い。

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戦国乙女〜桃色パラドックス〜　第８話感想です。

今回はこれからの展開に少し影がさすようなイベントもあり、
そしてヒデヨシとノブナガの繋がりがますます強くなるイベントもありで、
期待と不安を併せ持つ回になったかなと思います。
新たな敵、西国の武将たちも出てきてどうなっていくのか楽しみですね！

ヒデヨシにとっては辛い旅の始まりとなりましたね(＾−＾；)
普通の中学生だった彼女に、重い荷物と長い徒歩での旅ですからねー、
かなりの重労働であることに違いないですよね。
僕もつい最近２時間近くを歩いて帰る羽目になり、辛い目にあいましたが、
慣れていないとどうにも体がいうことを利かないんですよね(；−−)
当初は馬で、ということだったようですし、
それでもヒデヨシは徒歩での旅を容認したのですから、
彼女にとってのノブナガという存在の大きさも伺えるかなと思います。

そして限界が来てしまい、高熱を出す結果に。
ここでの看病のシーンはなかなか感動というか、ジワッとくるものがありましたねー。
独りは嫌だ、というヒデヨシの言葉はいろんな意味があると思います。
ここに置いて行かれるのも嫌だし、元の時代に帰れずに１人死んでしまうのも嫌だ。
やっぱり彼女はこの時代において、孤独を抱えているのでしょうね。
そしてこの時代で病に冒されることの恐怖を改めて思い知り、
今まで無意識に、だと思いますけど溜め込んでいた不安が出ちゃった形かなと思います。

さらに今回はミツヒデ回でもあったかなと思いますね。
ノブナガのため、と思ってやったことがことごとく裏目に出てしまう彼女。
自分の気持ちが空ぶっているような状況ですよね。そしてヒデヨシに対する嫉妬。
なんでなんだろうと自分を追いつめている感じですよね。
今回は彼女に向けられた言葉ではないですけれど、
でも彼女のことを暗に刺しているんじゃないかと思うセリフが所々にあったかと思います。
ノブナガの馬からでは見えない景色があるというセリフ、
尼僧さんの語っても、語らなくても伝わらないことがあるというセリフですね。

視点を、考え方を変えるということと、伝えるということは難しい。
ミツヒデはノブナガのためと言いながら、やっぱり自分が褒められたいという
気持ちが強いですし、かといって素直じゃない。
それが悪いスパイラルになっている原因の１つと思いますが、
やっぱりここは一度、ノブナガやヒデヨシに自分の気持ちを語るべきなんでしょう。
このままだと、本能寺の変が起こりそうで怖いですね(＾−＾；)
それでなくても、｢へうげもの｣を見ているせいか、
結果的にヒデヨシがミツヒデの謀反を誘発しているように見えてしまって
なんか今後の展開が怖いです。どうなってしまいますかね；

さて次回は西国の武将たちがお出迎えですね。
なんか異国の格好をしていたので、誰？？と思っていたら、
最後に出てきたのが毛利、大友、長宗我部なんですね。海に面しているだけあって
異国との交流もあるのでしょうね。バトル回とかになるのかしら？？
それはそれで楽しみだなー。でも今の流れが本当にいい感じだと思うので、
バトルを重視するのは勘弁かな？このままじっくりとやってほしいものです。

ではでは。