花咲くいろは　第8話　「走り出す」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

花咲くいろは　第8話　「走り出す」　感想 2011-05-23

頼んだよ。

「花咲くいろは」公式サイトはこちら！
→http://www.hanasakuiroha.jp/

花咲くいろは　第8話感想です。

すごい面白い展開になりましたねー。
いろんなことが、そして緒花や孝一が走り出す。
このマラソンを無事に走りきることができるでしょうか。

前回、スイさんがやばいのか？と思っていましたが、
やっぱり倒れてしまいましたね。手の押さえてる位置から察すると心臓でしょうか。
どうやら以前から調子はよくなかったようですね。
いざとなったら自分が仲居をやると言った時、巴さんが驚いてましたけど、
こうやって倒れてしまうことを危惧していたのかもしれません。

一番大変な時にまとめ役がいない。これは本当にきついことで、
各々がこうだと思ったことをやっていくしかなくなります。
でもそれが正しいかどうかはわからない。結構不安なことなんですよね。
今まではその不安をスイさんが抑えていましたよね。
どのみちそういうことに正解はないですが、責任者がこうしなさいと指示するだけで
プレッシャーや不安が減ります。誰だって怒られたくはないし、責任を取りたくはないです。
まとめ役、責任者というのは本当に大事な存在です。

その象徴ともいえるのがあの帳面でしょうね。
責任者だってもちろん責任を取るような事態だけは避けたい。
そうならないための判断基準はいくらあってもかまわないですよね。
客商売にとっては常連さん、リピーターはとても大事な要素です。
ま、スイさんはそこまで深くは考えていないのかもですけど、
お客様に喜んでもらって、また来たいと思ってほしい。
その失敗と成功を綴った帳面なんですよね。
スイさんの、喜翠荘の宝物ともいえるかもしれません。

そんな宝物を緒花に託すというのは、スイさんからしたらどんな気持ちだったんでしょうね。
彼女を信じている。それに尽きるのかもしれません。少しでも助けになれば。
でも「帳面が・・・まぁいいか」で言葉を濁しましたよね。
そのかわりに「頼んだよ、頑張りな」とエールをくれました。
これは緒花たちを信じている証拠だと思うんですよね。
きっとできる。仮に帳面がなくても乗り越えてくれる。
だから今自分がかける言葉は応援でいい。そういうことなんじゃないかと思います。

そして縁さんがまたしても崇子さんを呼んでしまい
また怪しい空気になりましたが、緒花がしっかりと一掃しましたね！
女将さんならそうは言わない。優先させるとかあり得ない。
例えそれが覆面記者という、もしかしたら雑誌に載るチャンスなのだとしても。
このシーンはなんというかスカッとしました。
まぁそれが当然ですよね。もちろん仕事に優先順位をつけなきゃいけない時はあります。
でもそれはお客様には該当しない。お客様は良くも悪くも「お客様」であるべきなんですよね。
女将さんにいっぱい叱られてきたから、と緒花が言ったセリフが印象に残ってます。
彼女が怒られるのは大抵、それがお客様の迷惑になりかねないことばかりでしたよね。
病院でもお客様のことを考えていたスイさんの姿も見ていますし、
緒花、成長したなと。他人のことを考えて行動してるなと。成長度合いが見れてうれしいですね。
それにしても崇子さんはいつにも増して胡散さ臭かったですね。
あの英語がそれをますます際立たせているんですよね。この人本当にコンサルタントなんですかね；
実は名ばかりでどこも成功させてないんじゃ・・・なんかやってることが独りよがりな気がします。

さて次回はそんな慌しい喜翠荘になりそうですし、
そこに孝一がやってきそうですね。予約の１人は彼に違いないでしょう。
そしてまたしても緒花が徹を迎えに行ってしまったわけですが･･･(＾−＾；)
このことは民子、どう思っているんですかねー。ホビロンとは言ってましたが、
やっぱり悔しいのかな。この辺りも少し波紋を呼ぶのかもしれませんね。
なんにしても、緒花が頑張ってる姿は素直に感動できるし、すごいなぁと思えます！
来週もどうなるのか、本当に楽しみです！

ではでは。