侵略！？イカ娘　第1話　「侵略しなイカ!?」他　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

侵略！？イカ娘　第1話　「侵略しなイカ!?」他　感想 2011-09-27

あれから１年。
また秋にイカちゃんが帰って来ました。

１期の時の『イカ娘』の印象って実に手堅い作りというものでした。
突飛な演出をせずに、シナリオも常に主人公のイカ娘を中心とし、
実にぶれない感じだったという記憶があります。

特に印象的だったのが最終回ですね。
３本立てというこの作品の基本を守りながら、３本とも別の角度から「最終回」を
描いていたと思います。

Ａパートではオールキャラで只管明るいギャグを。
Ｂパートでは主人公がみんなに別れを告げて去っていく切ないエピソードを。
Ｃパートでは主人公の大切さを皆が知った時に帰ってくる主人公という感動？エピソードを。

手堅く王道な「最終回」を３本用意して、実に見事なまでの「最終回」を描き切って有終の美を
飾っていた。
それが私の『イカ娘』１期の印象でした。

あれから１年。
２期の幕開けですね。
となると、難しいのは、新規の視聴者と既存の視聴者の両方に満足できるものを提供する事
なんじゃないかなぁと思います。
１話完結のギャグアニメとはいえ、基本的な人間関係は形作られていて、
だからこそ何の説明も無しに始めると、新規の方が戸惑っちゃいますよね。
かといって、こってり説明されると１期からの視聴者が飽きてしまう。

期間を開けての新シリーズってそういう難しさを孕んでいると思っています。

この観点で、では１話を見るとどうだったのか。
やはり２期になっても手堅い作品という印象そのままの１話だったと思いますね。

先ずＡパート。
顔見せでレギュラーキャラをざっと見せつつ、「何故イカ娘が侵略をしないのか」という
根本的な疑問を分かりやすく説明していたように感じました。
どうでも良い事ですが、悟郎の仲間のライフセーバーの磯崎。
イカちゃんは「誰だ？」首をかしげてましたが、私も同じような「誰？」となりました(笑
こんなキャラいましたっけ？w

続くＢ、Ｃパートでは、そんなイカ娘の「日常」を描いた通常運転のエピソード。
人間の友達である清美やイカ娘大好きな早苗を狂言回しとして、
侵略者・イカ娘が周りから愛されているという事を描いたＢパート。
なんだかんだいいつつ、イカちゃんが人間と共に侵略とは逆の事に汗を流す様を描いたＣパート。

と、侵略者だけれど侵略とは真逆な日常を送っているという様子を初見の方に
見せたかった様な作りに思えたのは私だけでしょうか。私だけでしょうね(汗
流石に穿ちすぎですかねw

私の様なアニメ知らないけれど、１期を全話見た人間でも懐かしさと「帰ってきた」感が
感じられたそんな第１話だったと思いますね。

夏が舞台のアニメなのにわざわざ秋にやるのは、秋⇒AKI⇒IKA⇒イカとかいう
ダジャレ？の為では無いですよねぇ…

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