GOSICK　ゴシック　第17話　「螺旋の迷宮にその箱はねむる」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

GOSICK　ゴシック　第17話　「螺旋の迷宮にその箱はねむる」　感想 2011-05-14

誰かを想うということ。

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GOSICK　第17話感想です。

今回は一弥の良いとこがいっぱい見れましたね。
また1つステージが終わり、次のステージへ。この物語はどう終わるのかなぁ。
すごく気になりますよね。主要人物たちがどんどん舞台へ登場し始めています。
彼らの思惑とヴィクトリカたちの絆。勝つのはどっちだ。

しっかしまぁ、ちょっと急ぎ足の回でもあったかなぁと思いますね。
特に前半はそんな感じがプンプンしました。
空に巨大なマリアが現れた謎や、列車で会った老人とのイベントは
なんかあっさりとしていましたしね。まぁ大事なシーンなので省かなかったという感じがして
ちょっとインパクトがないというか。まぁ後半に重きをおいたということなのでしょう。

そういえば、今回明かされなかったトリックがありますよね。
時計屋のサイモンがどのように殺されたのかということです。
次回明かされるのでしょうか？それに殺された理由も明確にされていませんね。
あの後お客に幻覚剤を嗅がせてどうする気だったんでしょうか。
パニックをさらに煽らせるつもりだったんでしょうか。その辺りはちょっと曖昧ですね。
混乱に乗じて何かをするつもりだった、でいいのかな？
例えばコルデリアの拿捕、とかロスコーの殺害とかね。
あと、サイモンと一緒に入ったばあさんも殺されているんですかね、あれ？
でもその後に出てきた老婆は同一人物のような気もするんですが･･･？？
珍しく謎が残る話でもありましたね。もやもやするよー(＾−＾；)

後半はとうとう姿を現したブロワ公爵と一弥のにらみ合いでしたね。
仮にも東洋のいち留学生が、公爵の位を持つ貴族にもの申すという時点ですごいのですが、
やっぱり一弥のヴィクトリカを想うその一途な気持ちですよね。
だからこそはっきりと公爵にも言う。ヴィクトリカにも一緒に帰ろうと言う。
神託にも　心は決して離れまい　とあったのがよくわかりますよね。
何よりも一弥が離れたくない。ヴィクトリカも今の自分を構成してくれた
一弥という男と離れたくない。肩をしっかりと掴むヴィクトリカとそれをしっかり支える一弥の絵は
この二人の関係を見事に表している気がします。ラストのダッシュは見応えがありました。

しかし形見箱とは？ヴィクトリカは何か察したようですが、
どのような秘密があるのでしょうか。また謎の少女が出ましたよね。
彼女は何者でしょうか。オカルト省、科学アカデミー、もしくは第３勢力でしょうか。
彼女も黒髪なんですよね、ってことは東洋人なのかしら？
実際にヴィクトリカを助けはしたものの、
あの場でのことはほとんどうやむやになってしまった感じもします。
この列車内でもまた何かが起きる様子。終わったわけではなく、
むしろ始まったのかもしれませんね。次からの展開も楽しみです！

ではでは。