電波女と青春男　第5話　「サンクスギビングの憂鬱」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

電波女と青春男　第5話　「サンクスギビングの憂鬱」　感想 2011-05-14

社会という現実的重力。

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→http://www.starchild.co.jp/special/denpa/

電波女と青春男　第5話感想です。

また少し急ぎ足気味だった気もするんですけど、どうだったのかな？
でも母と子のつながりの強さも見れたりと、いい話でしたね。
ていうかエリオたちかわいすぎるやろ、それでいいよもう(笑)

と、それでは感想にならないので真面目にｗ
女々さんは本当に娘のことを愛していますよね。
今まで彼女の意思を尊重して、一人にさせていた反動もあると思うのですが、
エリオにべったりでした。やっぱり人肌のぬくもりって大事。
そこにいるのに、そこにいないような気がするってあります。
それに今回はエリオに模した行動や髪型をすることが多かったですよね。
彼女のことをもっと知りたいという気持ちや、何を思ってたのかなと
彼女になりきってみる。女々さんの母親としてありたいという気持ちも
なんだか垣間見えたような気がします。

エリオはエリオで、社会復帰をしたいという思いが生まれたようですね。
学校へ復帰するのはお金がかかるからしたくないとか、
彼女もまた母親のことを思っているんですよね。
普通、あれだけほっとかれたら性格がすれそうなもんですが、
彼女もまた母親の気持ちを理解して、ありがとうと思っているのでしょうね。
誕生日プレゼントのために外出したりと、意識の変化も見られます。
お互いがお互いのことを思って行動している。そんな素敵な回でもありました。

しかし現実は残酷。
奇行が街に知れ渡っているエリオは、バイト面接にことごとく失敗しちゃいましたね。
それは致し方ないことなのかもしれません。地面に突っ伏している彼女は何を思っていたんでしょう。
社会生活という重力に負けそうになっていたんでしょうか。
でも真が連れ出して明るい場所へ行くというのは、
これからの未来を暗示してる感じでいいなぁと思います。
女々さんも疲れきってましたけど、きっとエリオのバイト先を探していたんだろうなぁと思います。
そしてまた彼女もことごとく断られてしまったのでしょう。
母親として、どんなに辛かった事でしょうか。存在を認めてもらえないようなものですからね。

でもラストで駄菓子屋の店番をすることになりましたね。
あれは女々さんのお母さん、エリオの祖母に当たる人かな？？
真の父親のことも知っていましたし、親類ではありそうです。
そして宇宙人的な話が大好きなようで(笑)　エリオも目を輝かせていましたねｗ
このばあさんも自称宇宙人とか言うのでしょうか？
それともそんな話をする理由がしっかりと存在しているのでしょうか。
エリオがここでどんな経験をするのかも楽しみですね。
家庭という社会、バイトという社会、現実という社会。
エリオがどんどん引力に引っ張られているような気がします。
そしてその引力の何分の１かはきっと真の存在に違いない。
ホントに青春してるなー。現状のポイントはマイナスですけど(笑)

ではでは。