GOSICK　ゴシック　第１６話　「落下するマリアは蠅の頭をもつ」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

GOSICK　ゴシック　第１６話　「落下するマリアは蠅の頭をもつ」　感想 2011-05-07

満月の元に集う役者たちの行方―

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GOSICK　第１６話感想です。

なんかちょっとあっさり気味だったような？
とうとうブロワ公爵も動き出し、大事な話だと思うのですが、
さすがにいろいろ削られたのかな？なにはともあれ重要キャラがどんどん表立って行動開始してきましたね。
ヴィクトリカと一弥の今後がとても気になるところです。

出だしの展開はインパクトありましたねー。
神に仕える修道女ということもあり、そんな彼女たちが呪われろ！と祈るのは怖いものがあります。
そして現れた巨大なマリア像。あれはオカルト的なものなのか、それともトリックありきのものなのか？
その辺りもこの話の鍵になるのかもですね。

特に今回は背景に科学アカデミーとオカルト省の衝突もあるようです。
そしていろんな人物の思惑も絡んでいますよね。
オカルト省のブロワ公爵、灰色狼であるロスコー、そして科学アカデミーの思惑もあるでしょう。
恐らくですが、サイモンはこの科学アカデミーの人間なのでは。
列車の中でのマリア像の話でも、あれはオカルトだという婦人の話を軽く流していましたよね。
ラストでも怪しい動きをしていましたし、何かを企んでいるのは間違いないですね。

唐突にいなくなったヴィクトリカに、一弥は恐ろしかったでしょうね。
つい最近に神託のことを思い返したばかりでしょうし、とうとう来てしまったのか！？
そう思っても致し方ない状況でしたよね。それでも彼女を探そうと行動する彼は
本当に彼女を案じていますし、ある意味この国の貴族に楯突くわけですからね。
危険を顧みないのは若さゆえもあるかもですが、ヴィクトリカのため。
それが伝わってきますね。そんな諦めない者の前に女神ならぬ
金髪ドリルさんがやってくるわけなのですが(笑)

しっかしコルデリアとヴィクトリカは本当にそっくりなのですね。
確かに名も無き村の住人もそっくりではありましたが、ここまでとは。
以前グレヴィールがコルデリアと間違えたのもうなづけます。一弥も見事に間違えましたね。
しかしこの二人を引き合わせたのはどんな意味があるのでしょうか。
ロスコーは一弥のことを少しは認めたようですし、ヴィクトリカを守ってやれということなんですかね。

それにしても役者は揃ったというロスコーの言葉、
そして誰かをおびき寄せるためにヴィクトリカをこの修道院に連れてきたらしいですし、
さらにはロスコーの語る謎の小箱。これがこの事件を引き起こす元凶な感じですね。
科学アカデミーもオカルト省もそれを狙っているのでしょうか。
中身はなんでしょうねぇ。預言書とか・・・？　神託ができるぐらいですから、
それぐらいあっても不思議じゃないですが・・・それともなにかの兵器類の製造書とかですかね。
なんにしても、双方にとってメリット、もしくはデメリットであるのでしょう。
ヴィクトリカたちは無事、この修道院から脱出できるでしょうか。
・・・とりあえず壁が壊れて水が流れてくるのは間違いないと思いますので(笑)

ではでは。