あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。　第4話　「白の、リボンのワンピース」　感想: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。　第4話　「白の、リボンのワンピース」　感想 2011-05-06

偽りの平和を壊した先には？

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あの花　第4話感想です。

ラストの展開はやっぱり･･･でしたけれども、
それだけめんまのことが忘れられなかったという、思いの強さでもありますよね。
一概に笑えるものではないでしょう。次回からの展開がどうなるのかも気になるところです。

自分だけが見えているということを証明するのはなかなか難しいものですねー。
とはいえ、めんまが何かを持ち上げてみるとかすれば、とりあえずの現象は起きそうなもんですが、
なんでやろうとしないのかな？？　あえてやらないのかそれともやれないのか。
でもぽっぽはめんまに抱きつかれた時に重みを感じているしなぁ。気付いてないだけかな;

そしてゆきあつの自分にもめんまが見えたという発言。
じんたんにきつく当たっていた彼ですけれど、つるこも言っていたように、
過去に囚われているのはじんたんだけじゃないですよね。ゆきあつだって囚われているからこそ、
見えた、なんて言うわけです。しかも彼の場合は嫉妬が混じってる。
一番イタイのは自分だよなぁとじんたんは自虐していましたけれど、
ある意味一番はゆきあつなんでしょうね。つるこもそんなゆきあつの現状を壊したかったんでしょうね。
偽りの平和をバスターする、超平和バスターズの活動。
ゆきあつは今後どうするのでしょうか。ただの負け犬にはなってほしくないところですが･･･？

それにしても、やっぱりじんたんの成長が所々に感じられるのはうれしいことですね。
めんまに釣られてではありますが、親にいってらっしゃいと言ったり、
あなるに学校のことを言われても、無言で逃げようとはしませんでしたね。
そしてゆきあつにしっかりと立ち向かっていきました。ひどいことを言われるのを承知で。
つるこに「ナイスガッツ、宿海くん」と言われていましたが、ホントにナイスだったと思います。
ゆきあつに今も昔もリーダーだとは思っていないと言われてしまいましたが、
この行動はリーダーらしいなと思いました。ゆきあつのため、そしてめんまのためですよね。

ゆきあつの奇怪な行動は自分がめんまになるための伏線だったわけですね。
あの様子では、つい最近の行動というわけでもなさそうです。
しかしこれはただの女装というよりは、自身がめんまになろうとした。
つまりは同化の意味合いが強いと思います。彼女と1つになることで欠けた自分の心を補完する。
それだけゆきあつにとっては、めんまの死は強烈過ぎたということですね。
そしてそんな彼女が好意を抱いていたじんたん、彼女を死に追いやったと
思っている節もあるのかもしれません。それなのにじんたんの前にめんまが現れた、と聞かされれば
彼にとっては信じられない思いでしょう。めんまは自分の中にいるはずだ。
そう思って行動を起こしたのが今回のことなのかもしれませんね。

さてさて、次回はどうなることかしら。
あなるの学校の友人も、ちょっと不穏な匂いを出していますし、
めんまが学校のことを言わなくなったのは何か意味があるのでしょうか。
そしてゆきあつのこんな姿を見て、皆はどう思ったでしょうか、特につるこは辛そうでしたね。
次回も楽しみです！

ではでは。