GOSICK　ゴシック　第13話　「愚者は己の代弁者を指名する」: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

GOSICK　ゴシック　第13話　「愚者は己の代弁者を指名する」 2011-04-16

GOSICK　ゴシック　第13話　「愚者は己の代弁者を指名する」　感想

あらすじ

アブリルと映画を見に行った一弥。図書塔へ行きたい一弥をなんとか阻止しようと、
彼女は先ほどまで見ていた映画の題材になったであろう塔へと誘う。
そこは錬金術師が住んでいたとされる不気味な怪談のある曰くつきの塔だった。
一方、一弥が来るのを待ちわびていたヴィクトリカは、不意にとある本を見つけ・・・？

うーん、難しいなぁ・・・

とうとうGOSICKも後半には入りましたね。
いきなり難解そうな謎に直面したヴィクトリカと一弥ですが、
また見事に乗り越えてくれるのでしょう。なんだか不機嫌のヴィクトリカと、
その原因がまるでわかっていない一弥ですが、はてさて今回はどうなることやら？

特番でも少し明かされた、錬金術師リヴァイアサンの謎が今回のメインですね。
今回はこの話のきっかけを描いたに過ぎないでしょうから、
ヴィクトリカ風に言えば混沌の欠片はまだ揃っていないかな？
ま、この錬金術師の謎がヴィクトリカたちにどう絡んでくるのかが楽しみなところですね。

しっかし恋する女の子たちはいじらしいですね〜。
アブリルはヴィクトリカに一弥を奪われまいと必死だし、首を絞めたのも嫉妬も込みでしょうね(＾−＾；)
そしてヴィクトリカは退屈だと言いながら彼を待っていましたね。
確か以前、退屈の次に嫌いなのは喧騒、君はその２番目の敵を連れてくるのかと言ってましたが、
その喧騒を待ち焦がれる彼女。成長したなぁと思いますね。
ただし嫉妬の仕方が一弥にとってはかわいそすぎるｗｗｗもう少し優しくしてあげて下さい。
だが自業自得だ！異論は認めない(笑)

気になるところもいくつかありましたね。
東洋人の男がリヴァイアサンの塔で亡くなったこと。指が紫色に変色してましたね。
何かに噛まれたのか、もしくは触った？しかし指１本なので、何かを混ぜた可能性もありますかね。
すぐに駆けつけた一弥は何もないのだから、恐らく気化性の毒などではないと思います。
この東洋人の目的はなんだったのでしょうか、やはり金でしょうか？

東洋人、と聞いて思い出したのは以前の事件であった人食いデパートです。
あそこには王家の宝であった青い宝石があったんでしたね。
そして元々、東洋人が取引に来る予定になっていました。その相手と一弥と間違えて、
一弥が宝石に触ってしまったのがきっかけで、あの事件は始まりましたよね。
この死んでしまった東洋人は実は同一人物だったりしたら、面白いなーと思います。

そしてあの青い宝石、リヴァイアサンの回想にあった青いバラの事なのではないでしょうか。
金などの話はどうかわかりませんが、彼が王家に関係があったのは事実。
そしてブロワ家も王家に関わりがありますよね、
グレヴィールと警視がそんなことを匂わせる会話を以前していました。
ヴィクトリカがこの事件と密接に関わってくるのなら、その辺りだろうと予想しているのですが、
どうかな？案外リヴァイアサンが殺してしまったというイワンというのは
ブロワの血筋なのかもしれませんね。彼の最後に見せた鋭い目が、
EDでのブロワ公爵と似てる気がして仕方ないのです。と、かなり突飛な妄想をしてしまいましたが(笑)

まぁこんな感じでですね、前半でのことが今後に繋がってくると
面白いじゃないですか、意味の無い事件はなかったということになりますからね。
そしてついに今まであまり姿を見せてこなかったロスコーも、
ついにヴィクトリカたちに関わってくるかもしれませんよね。
一気に話が加速していくのかな、徐々に役者が揃ってくるかもしれませんね。

ではでは。