君に届け　2ND　SEASON　episode12　大事な人　(終): アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

君に届け　2ND　SEASON　episode12　大事な人　(終) 2011-03-30

第13話のあらすじ

風早と爽子が付き合い出したことが学校中に広まった。
密かに風早を想っていた女子たちは信じられないとばかりに悲しみ、憤る。
そして腹いせにまた何かしてやろうかという女子たちを嘲るように笑う胡桃。
そして爽子は彼女をライバルとして、風早と付き合いだした報告をしに行く・・・

終わっ・・・た、んだよな・・・

君に届け　2ND　SEASON　episode12　大事な人　(終)　です。

君に届けもついに終わりましたねー。
続編フラグを匂わせて終わったのはまぁ仕方ない、期待していますよー！
最終回でついに胡桃さんにも一区切りついたことになりましたね。恋っていうのはホントに難しいです。

やっぱり恐れていたことが現実に起こりそうでしたねー。
１期で爽子たちの悪い噂を流した子達がよからぬことを考えようとしていました。
好きな人が自分以外の人と付き合っている。想い続けていた分だけ憎さが出てしまうのは致し方のないこと。
それが間違っているとわかっていても、そう思うしかやっていられない。
恋愛感情というのは、本当に強い感情なんだなと思います。セーブしきれないものなんですよね。

でもそれを制止したのが、胡桃だというのは驚きました。
最近の彼女はむしろ傍観に徹してたと思ったので、今回もあえて放置かと思ったのですが、
そんなことはなかったですね。最終回で見事に彼女らしさを見せ付けてくれたと思います。
この女の子も立派な君に届けの重要キャラ。爽子と風早が付き合うまでの、
本当に大事なきっかけを何度もくれた女の子ですよね。まさしくライバルでした。

胡桃にとって、彼女たちのそれは自分の姑息さを見ているかのようだった、というのもある気がします。
それでもやめなよ、と言えるのは同じようで同じじゃないから。
胡桃は告白しているんですよね。千鶴的に言うならば、既にけじめはつけているわけです。
だから自信を持ってそんなことするな、と言える。
決して爽子のために言ってるとかはないんでしょうね。あえて言うなら自分のためでしょうか。

そして爽子もそんな彼女たちの気持ちを、自身が体験して思い知っている。
でもだからって引け目に感じてはいけないというのもわかってる。
胡桃にも女の子たちにも最低限のことしか言いませんでしたよね。
何を言っても、それは好きな人と結ばれた人の言葉であって、
彼女たちと同じ立場からの言葉じゃないですからね。
勝者の優越のようにしか聞こえないというのはありそうですよね。

総評です。

いやー、１期と比べてもどかしい回が続いてやきもきしましたが、
本当に気持ちが届いてよかった!それに尽きると思います。
何より君に届けは本当に演出が素敵でした。それがさらに爽子たちに感情移入させてくれました。
正直なところ、なんで？？という部分は多々ありましたが、それは恋というものを
自分がどう捉えているかによるところの違和感でしょう。仕方ない部分ですね。
爽子と風早はもちろん、周りの仲間、クラスメイトも本当にいい子達ばかりで、
全員がいてこその君に届けだった気がします。本当に楽しませていただきました!

製作スタッフの皆さま、記事を読んでくれた皆さま、お疲れ様でした!

ではでは。