テガミバチREVERSE　第２５話　「こころ」の光　(終)　: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

テガミバチREVERSE　第２５話　「こころ」の光　(終)　 2011-03-27

第２５話のあらすじ

倒したかと思ったカベルネが再生し、人工太陽めがけて飛び立ってしまった。
ラグを庇ったノワールは倒れてしまい、悲しみにくれるラグ。
そんなラグを叱咤し、ジムノペディを託すノワールに決意を新たにするラグ。
そして今、最終決戦の幕が切って落とされた・・・

めでたし、めでた・・・し・・・？

テガミバチREVERSE　第２５話　「こころ」の光　(終)　です。

終わりましたねー。まぁこれといって感動もできなかったんですが；
原作はまだまだ続いていると思うのですが、続編やるのかなぁ・・・
あえてもうやらないでほしいと思ってしまいます。ちょっと２期は総じて残念だった気がするよ。

しかしいきなりノワール死亡!?となったのには驚いた。
結果的にそうではなかったですが、仮に本当に亡くなっていたのなら、
あんな看取り方はないわー；と思っていたので、よかったと言えばよかった(＾−＾；)
ジムノペディを託して、自分の希望も託したということなんでしょうね。
やっぱりノワール＝ゴーシュの言葉はラグにとっての指標のひとつですよね。
肝心なところでまた、彼はその役割を全うしてくれました。

それにしても、ラグは自分の力をよくわかっていなかったと思うのですが、
あんなに都合よく輝けるものなんですかねぇ??
それに人工太陽とラグ１人じゃ、明らかにこころの容量が違うと思うのですが、
カベルネは何でラグに反応したんでしょう、それだけ強い光、強い心の輝きだったのかな。
まぁ戦う術が限られている世界なので、一撃で倒しちゃったのは大目に見るしかないかな、と思います。
決してそれがメインではないはずですしね、テガミバチって。
でもいささかツッコミどころが多い気もしました。
あっけなく終わってしまった・・・そんな感想を持った方も多いのではないでしょうか？

結局、人工太陽もラグのお母さんも、答えが出ないまま終わってしまいましたね。
致し方ない部分なのでしょうが、やっぱりすっきりしませんねぇ(＾−＾；)
そういえば描写的には、人工太陽の内部にラグのお母さんがいるの？って感じだったのですが、
実際どうなんでしょうね？ってことはあの人工太陽はラグのお母さんの心の光になるわけですかね？
なんか人の悲しみを吸って輝いているということですが、それはあれですね、
OPでも出ているステンドグラスだったかな？の女神様の涙を流している姿に通じる物がありますね。
疑問点が残ったまま終わると、なんだかモヤモヤするですよ。勘弁だ(笑)

総評です。

雰囲気はやっぱりすごくいいと思います。頑張る素直な少年を見ているのは飽きないですしね。
やっぱり世界的には暗い、というか人工太陽がなければ明かりもない世界ですからね、
そういう意味でもラグたちテガミバチが、ホントに闇夜を灯す明かりだったんじゃないかと思います。
これは今回のラスト、ラルゴが読んでいた本の内容にも通じるものがあるんじゃないでしょうか。
しっかし、なんだか物足りなさも随所にあった気がします。心理描写が少なかったのかな・・・
あと原作改変をされているということなので、所々で感じる違和感がハンパなかったです。
テガミバチであってテガミバチではない・・・２期をまとめるとそんな言葉が思い浮かびました。

未解決の謎がまだありますのでね、続きがあるのなら見たい気持ちはもちろんあるのですが、
不安な気持ちの方がどうしても強いです。ここから３期やれるのか？？難しいと思います。
しっかしですね、テガミバチのキャラクターは本当にいい人が多くて。
嫌いなキャラクターがあまり思いつかないんですよね、悪役でも、ですよ。
それは優しさに溢れたキャラ達だし、悪役は悪役でその根底にある理由が
なんとなく共感できるものであるということが大きいと思います。
そんなキャラたちに囲まれたこの作品、批評が多い記事が少し多くなってしまいましたが、
決して嫌いじゃないです！むしろ癒されてきましたからね。
最後まで記事を書き終えてよかったと思っていますよ。

製作スタッフの皆さま、記事を呼んで下さった皆さまに感謝を。

ではでは。