夢喰いメリー　第10話　夢から覚めずに: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

夢喰いメリー　第10話　夢から覚めずに 2011-03-11

第10話のあらすじ

勇魚が夢魔に狙われている事を知った夢路。
決して巻き込みたくはなかった相手だっただけに、ショックも大きい。
エンギたちに力を貸してほしいと頼むが、送り返せているのかもわからない状況でメリーに任せていいのか？と
エンギに質問され、何も言えない夢路。そしてそんな夢路に千鶴が訪ねてくるが・・・

エルクレス熱いなｗｗｗ本人も中の人もｗｗｗ

夢喰いメリー　第10話　夢から覚めずに　です。

千鶴のことが語られた第10話でしたが、まだ彼女と夢魔レオンには謎がありますね。
そしてここまで真っ直ぐに突き進んでいた感じのある夢路がぶつかった大きな壁。
勇魚を救うには、その夢魔を倒せばいい。でもそれは誰かの夢を壊してしまうかもしれない。
ここに来て主人公の苦悩が訪れました。しかしそんなものぶっ飛ばして、樹海に挑んでほしいものですね。

しかしながら、ここ数話の勇魚さんがすごく可愛いんだが！
ホントに夢喰いメリーのキャラクターは可愛い子が多くてうれしいですねー。
貴照に恋をしちゃった咲も可愛らしいですよね。
今回はいつも元気な夢路が悩んでいただけに、夢魔のことなど全然知らない彼女たちの、
笑顔だったり恥ずかしい顔だったりの陽の感情と、夢路の苦悩やエルクレスたち夢魔の陰の感情。
その対比が出ていたように思います。そんな彼女たちだからこそ、守りたいと夢路も思えるのでしょうね。

そして千鶴の過去、そして彼女の内に宿る夢魔が明らかに。
悲しい過去を背負っていたのですね、感情が希薄なのもわかる気がしました。
何も感じなければ何も得ることがない、何も得ることがなければ何も感じない。
心を動かすという事を放棄する事で、自分を守っているんですね。
そこまでするほどに、幼少期の経験は悲しいものだったんだと思います。
世間の風当たりもひどかったでしょう、もしかすると親戚をたらい回しにされていたかもしれませんし、
学校でも親に対する罵詈雑言とか、影でいろいろ言われている描写がありましたが、
頼れる人もいなかったのでしょうね。公園で一人で砂山を作っている彼女が印象的です。

夢魔レスティオン、通称レオンの目的は樹海に対する復讐なんですね。
こちらもエンギのように姉を殺されたか、愛する人でも殺されてしまったのでしょうか。
そして勇魚の犠牲によって、準備は整うとのこと。倒された夢魔の無念とかを弾にしているのでしょうか？
勇魚に対する千鶴の反応に、特別なのか？と聞いていましたが、
それに反発する千鶴さん。感情は捨てたと言ってましたけど、その反発こそが
その感情であることはわかっているのでしょうか。少なくとも千鶴にとって勇魚の存在は大きいですよね。

夢路さんは本当に迷っていましたね。
エンギの再三にわたる本当に送り返せるのか？という質問に、
結局のところ行き当たってしまうのですよね。今回はメリーを連れずでエンギたちの元へ来たのも、
こんな自分では、余計にメリーを不安にするという気持ちもあったのでしょう。
自分の無力がこんなに恨めしいものなんて、と考えているんでしょうね。
決してそんな事はないと思うのですが、結局人任せになってしまう事にも憤りがあるのかもしれませんね。

そしてとうとうエルクレス来ましたねー！
灯台の名が示すように、確かに存在感があって、そして熱いものを持っているようです。
稲田さんの声がやっぱすげーんですがｗｗｗレオンも黒田さんだったり、
橘のおやっさんも藤原さんだったりと、濃いなぁいろんな意味でｗ
エンギには反応をしていましたが、夢喰いの言葉には反応しませんでしたね。
誰のことだかわからないんでしょうね、夢喰いは夢路がつけた２つ名ですし。
姿を見れば誰だか気づきそうですが、このアニメの放映中にそれやるのかな？
出てきたということは、樹海とのバトルにも絡んでくるんでしょうか。
2期を匂わすキャラとしての登場なのかもしれませんね。

さて次回はとうとうミストルティンとのバトルになりそうです。
夢路は答えが出たのか、そして勇魚はどうなるのか、千鶴はこのまま見殺しにしてしまうのか？
終盤に向けて熱い展開になっていきそうです。最近は特に暗い雰囲気たっぷりなので、
ラストは是非青空でも見たいものですね！ドーナツ型の雲とかさ(笑)

ではでは。