フラクタル　第７話　虚飾の街: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

フラクタル　第７話　虚飾の街 2011-03-04

第７話のあらすじ

水を探しに出たクレインとネッサ。だがいきなりネッサの容態が急変し、
それに呼応するかのように飛空機械も故障してしまう。
クレインが気づいた時には見知らぬ場所、そして見知らぬ女性とベッドで二人きり。
ここは完全都市ザナドゥ。フラクタルが完全に制御されている唯一の街・・・

ここにきてスパートをかけてきたんか；

フラクタル　第７話　虚飾の街　です。

なんだか急展開ですが、やっとフラクタルの本気が来るのか？
話の先は気になるのに、やっぱりよくわからないアニメだなー。
すべてを理解した後で、もう一回見るといろいろ気づけるのかもしれませんね。

しかしまさかまた豊崎さんのめずらしい声を聞くことになろうとは。
べるぜバブの邦枝葵も驚きではありましたが・・・頑張っていらっしゃるのですね、すごいなぁ。
まぁドッペルだったのはいろんな意味で残念ではありましたね(笑)
ドッペルの中の人がまさかねぇ(＾−＾；)

それにしても、いきなりクレインがベッドの上で目覚めた時は驚きました。
なに、この置いてけぼり感は・・・と頭に疑問符が走り回っていましたが、
そういうことかと納得。別に最初から飛行機械が故障したシーンやればよかったんじゃ(笑)
にしてもすごい街でしたね。すべてが拡張現実で構成されている世界とは・・・
前回の街の姿も拡張現実ってことか・・・現実は現実でも幻なんですね。

ザナドゥという名前だったり、オーディンという船？の名前だったりと、
なんだかそそられる名前が多かったですね。
ちなみにザナドゥとは桃源郷の意味合いですね。完全都市とはよく言ったものです。
でも結局その桃源郷にいるのは電子であって、実際の人間じゃないんですよね。
生身の人間たちは別の場所で酪農っぽい事をやっていましたが、
結局はぬくもりを求めているんじゃないかと思うと、なんだか哀れですね。

ネッサがいきなり調子が悪くなったのは、僧院のハッキングのせいだったみたいですね。
なんか儀式的な雰囲気が出ていましたが・・・やってることはハッキングだよね？(＾−＾；)
あの動きに意味はあるのでしょうか・・・ｗ
触れることができるのは、触れた人間にそういう信号を与えて錯覚させているだけのようですね。
触れる人間を選んでいたのはネッサってことかな。

ハッキング先をどうにかすることもできるはず、とのことですし、
やはりただのドッペルではなく、かなり高度なスペックのようですね。
そしてクレインを攻撃されて覚醒したのか、フラクタルシステムを破壊したんでしょうか、あれは・・・
でもクレインは無事ですから、こちらは再生したのか。
鍵、と言われていましたが、確かにこれは鍵に違いないですね。
だからこそスンダたちも狙ってたのか。スンダはこのことわかってたかもですね。

カメラにも映らないネッサですが、確かにそこに存在しているわけで、
クレインはそんなネッサとザナドゥを見て、ぬくもりというものの大事さがわかったようですね。
そこに見えているのに触れられない。何の温かみも無いザナドゥ。
それに対して、触れられるし温かみも感じる(錯覚ですが)ネッサの大事さもわかったんじゃないでしょうか。
そしてネッサは逆にフラクタルがなければ、存在しているかどうかもわからないし、
ある意味孤独なんですよね。それに気づいたクレインが「ごめんね」と言ったんですよね。

そういえばフリュネもなんかおかしいですよね。
おっさんに暴行されそうになった彼女のビジョンは黒い何かが襲っている様子でした。
そして目の色がなんだかやばいことに(＾−＾；)
あのビジョンって、ネッサが見てるものに似てませんかね？
ネッサの場合はサーモグラフィみたいな感じでしたけど。
好かれるような人間じゃない、とフリュネは言ってましたが・・・
もしかしてアンドロイド的な何かだったりするのかな。どことなく人の感情には疎いみたいだし。
フラクタルを管理する端末の１つみたいな？そういう機械のことを僧院は「愛しき娘たち」と言っているのかも。
あり得そうだから怖いところですね。

そして最後で撃たれてしまったクレインですが・・・
あの出血からして相当やばいと思いますが、フラクタルで何とかなるんですかね。
そして運の無い事に僧院まで来てしまいました。
クレインの治療を引き換えにフリュネとネッサは戻るかもしれませんね。
今度の舞台は僧院になるのかな？フラクタルに近づいたということでもありますね。
どうなっていくのかな・・・

ではでは。