ドラゴンクライシス！　第3話　決意の契約: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ドラゴンクライシス！　第3話　決意の契約 2011-01-25

第3話のあらすじ

ブラックドラゴン、オニキスにローズを奪われてしまった竜司たち。
助けに向かうのをためらう竜司に、英梨子は彼女がここにきたのは、竜司に一目惚れしたからだと叱責する。
一方その頃、目覚めたローズはオニキスのアジトにいた。
ドラゴンと人間は相容れない存在、忘れられないのなら竜司を殺す、と脅されたローズは・・・

いい最終回だったな、と言いたくなる；

ドラゴンクライシス！　第3話　決意の契約　です。

いやー、このアニメ大丈夫か？？と思ってしまったね；
いくらなんでもこの展開は早すぎたんじゃなかろうか。特にバトルはもったいないんじゃないかな。
あのバトルシーンは個人的にはじっくり見たかった気がします、残念。
次回から新展開となるのでしょうか・・・早くもテコ入れ回？なんとも先行き不安です。

ま、竜司が頑張ってた姿には好感持てました。
いろいろご都合展開も多かった、というかホントご都合展開でしたが(＾−＾；)
でももう少し悩んでもよかったかなーと思う。ローズを助けよう！と決心するまでの時間が短いので、
なんだか中途半端な印象ですね。回想だけで思い直せるレベルだったの？違うんじゃないかな。
ていうか、竜司は幼いころにローズには会ってたけれども、まともに触れ合ったのってわずか数日でしょ？
それで思い直せる、というのにも変な気分ですよね。
特に違和感を感じるのは、いつの間にかローズに好意を抱いている竜司かな。
まぁあの『好きだよ』ってセリフが恋慕なのか、友情とのしての好きなのかとも考えましたが、
その後の展開を見ても、恋慕ですよねぇ・・・竜司も一目惚れしたのか？？
助けてもらったお礼が言いたかったんじゃなかったのか；
でも、ローズが嫌い！と言って、少しの静寂の間からの、それでも好きなんだよ、というシーンはよかったです。
そっからのローズの好き好き連呼は苦笑でしたけど、思ってもないことを言わされた反動でしょうね(笑)

そして肝心のバトル。あれスラッシュブレスがすごいとしか(笑)
竜司がレベル１０という希少な存在である雰囲気があんまし感じられませんでしたね。
あのレベルというのは、個人の強さではなくてロストプレシャスをどこまで扱えるか、
という目安なのかもしれませんね。レベル７の英理子さんもＳクラスは扱えないようですし。
そして例によって、スラッシュブレスの特性云々はあまり語られず(＾−＾；)
ドラゴンの牙からできた武器で、真空波が出せたり、他にもドラゴン感知？できたりと
あの救出劇になくてはならない武器になってましたね。なんでもアリな武器にならない事を祈るばかりです(笑)

でも本当にあのバトルは時間をかけて見たかったなぁ。
エンゲージのシーンも、ローズと竜司はその詳細は知らんかったはずですよね？？
信頼し合う者同士で、という条件はクリアしてるから、できなくはなかったかもですが・・・
あと、オニキスを一撃必殺できるほどに強いんですかね・・・もうちょっと苦戦しても面白かった気がします。
そして退けたはいいものの、同時に攻撃を食らっていたらしく竜司も重傷・・・
病院で目覚めるコースかなーと思いきや、
ローズのドラゴンブレス？で回復する展開。なんだかなぁというね(＾−＾；)
ご都合展開を数分のうちにいろいろ見させられるとしらけませんか？
あまりやりすぎると３文芝居を見ているような気分になるね。

というわけで、なんだかこの先が不安で仕方ないです；
大抵のアニメは３話で切る人も多いと思いますが、そういう人がかなりいそうで怖い。
僕も一応視聴は続けますが、またこのような展開が続くと少し考えなきゃなぁと思ってしまいました。
設定とかは好みなので、できればいい話になっていくことを期待したいですが・・・
ていうかこれは原作通りなのかい？竜司ってこんな急にローズに好意持っちゃったの？
誰かネタバレしない程度に教えてくれると助かります(；−−)

ではでは。

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著者：晶 | コメント:(2) | トラックバック:(37)

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※ネタバレ厳禁でお願いします。

完全なネタバレなしというのは、ちょっと難しいかもしれませんね。なにしろアニメで表現されてない竜司の心情を書く訳ですから。
この第３話まででちょうど原作の一巻が終わったわけですが、今後の登場人物の事を考えるとこのくらいのペースになるんでしょうね。どうも竜司のデザインが思ったより幼く見えてちょっと違和感があるのですが。
さてまずレベル10の事ですが、これは言ってみれば感度の良さを現しています。Ｓ〜Ａクラスのロストプレシャスは感度が良くないと扱えませんが、うまくコントロールできるかどうかは全く別問題でその為に訓練も必要なのです。竜司は検査ではレベル10でしたが実際のロストプレシャスは全然操作できず両親を失望させたと思っています。
その両親はロストプレシャスのために世界中を駆け回っていて息子のことは放置状態であり、竜司にしてみれば両親から見放されたと感じてその淋しさを無意識に心の中に封じ込めて「別に１人でやっていける」とクールな性格になっていたわけです。
そこにローズがやってきて、めいっぱいの好意、なんの打算もない無償の愛情、子供が親にみせる100％の信頼を竜司にぶつけてきたのです。ローズは見かけ13才くらいですが精神的には10才くらいなのでほんとにまっすぐな愛情をわずか数日ですが竜司に与えました。
そしてローズが奪われた後で竜司は気付いてしまったのです。自分がどんなに淋しくて愛してもらいたくて、でもそれに気付かないふりをしていたかということに。自分にはローズが必要なんだと言うことに。　だからあれほどいやがっていたロストプレシャスを使ってでもローズを助けに行こうと決心したのです。
「ローズが好きだ」と言った場面も本当は最初に［僕にはローズが必要なんだ」と言ったのですが､ローズには「必要」の意味が分からなかったので、「ローズが好きだ」に言い直しているんですがそういう細かいとこは端折られていますね。

グッキー: 2011-01-25
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コメントの編集

>グッキーさん
僕個人はネタバレ気にしないので、多分にバレを含むかな？と思われる場合なんかは非公開コメントにでもして頂ければ。
説明ありがとうございます。そういうことなのですね。
なるほど、理解しました。
尺の関係もあるでしょうが、この辺りの描写はほしかったかなぁ。