フラクタル　第１話　出会い: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

フラクタル　第１話　出会い 2011-01-14

第１話のあらすじ

フラクタルシステムによって、不自由なく暮らせる平穏な世界。
そんな世界に生きる少年、クレインはそれを少し退屈に思いつつも、
いつもの日々をそれなりに楽しく過ごしていた。そんなある日、飛行機械に追われている少女を目撃。
何とか救出に成功し、家で治療をすることに。彼女の名前はフリュネ。不思議な少女だった。

お、これは面白そうですね。個人的につかみはＯＫ！

フラクタル　第１話　出会い　です。

おおー！これはちょっと期待したいかも！
最初は全然期待していなかったせいもあって、すごく楽しめました。
出会いは王道ですが、それを取り巻く設定も面白そうじゃないですか。
次回の放送が楽しみです！

というわけで、山本寛監督が自らの進退をも賭けたアニメ、
フラクタルが始まりました。いやぁ、僕は面白かったと思いますよ。
まぁ、なんかに似てるとは思ったけど、決してパクリとかじゃないでしょ。
クレインの物語がここから始まるのですね。

しっかし、まぁどうしてもジブリの作品を思い出してしまうよね。
それか、そうですね・・・ファンタジックチルドレンかな。雰囲気は近いと思います。
僕はこの絵を見ると、どうしても昔やっていた『ロミオの青い空』を思い出してしまうのです；
あれはいろんな意味で僕のトラウマ、というか衝撃のアニメだったので、クレインと被るんですよね。
まぁ、キャラは全然違いますので、変なこと思わないで見たいと思います(＾−＾；)

でも生活レベルはすごいのかな？
クレインのかまってる機械や、ドッペルと呼ばれる映像装置？などは技術の高度さを思わせます。
それに反して、この世界の空気感はなんとも穏やかですよね。
高度な文明にはなんとなく退廃的、満たない空気があると僕は思うんですが、
そういうの全然ないですよね、なんでかな？と思ったのですが、それは人を全然見かけないからかな、と。

フリュネも言ってましたが、あなたは自分の親を自分で消したのか？と。
クレインは特に感じるものがなかったようでしたが、この言葉はなんとなくわかりますよね。
たとえ映像だとしても、親ですからね。気まずいものがあると思うのですが・・・
この世界はどうも、人と人の結びつきが極端に薄れているようですね。
便利と代償に繋がりをなくしたのかな。それを普通にしている時点で変な感じではありますね。
平穏そうに見えて、この世界も歪な世界なのかもしれませんね。

そしてフリュネ自信が謎多いですねー。
言動から察するにこの時代の人間ではない可能性も出てきましたが、
追われていた理由も、あまり情報が出ませんでしたし・・・
やっぱりクレインに渡したお守り目当てなのかな？？

でもあの乗り物と、あの笑顔は風の谷のナウシカのメーヴェを思い出しますよねー。
敵の攻撃を避けているシーンは、ペジテの船に追われているナウシカを思い出しましたよ。
あの笑顔も船がピンチで慌てるじーさん３人を安心させるために、マスクを取ったナウシカですよね。
ホントはこういう目で見るのはダメな気がするのですが(＾−＾；)
でもあのフリュネの顔はドキッとするものがありましたよね。

ラストではどこかへ行ってしまったフリュネですが、しばらく登場しないのかな？
そしてお守りを解析していたクレインの目の前に、謎の女の子がどーん！と登場(笑)
お守りに守ってもらいな、と話していたフリュネですが、ホントにお守りに話しかけていたんですね。
なんでしょうか、ドッペル的なものなのかな？？次回でわかるかな。

ストーリーが気になりますねー。
なんか悪い人？３人組も、どこか憎めないキャラですし、
基本的には、ほのぼのな空気で展開していくアニメなのかもしれませんね。
今後、クレインが目にしていくであろう世界の姿や、今のままでいいのかと
自問する姿など、彼の苦悩や成長、また彼が見つけた楽しみや喜びなど、
クレインと一緒に冒険している気持ちで見ていきたいものです。
今、自分が感じているこのワクワクが、尽きませんように。

ではでは。