魔法少女まどか☆マギカ　第10話　もう誰にも頼らない: アニメ感想【晶】: あくあぐらす～Aqua Glass～

魔法少女まどか☆マギカ　第10話　もう誰にも頼らない 2011-03-11

第10話のあらすじ

それは暁美ほむらが魔法少女になった時の物語。
彼女が魔法少女になったわけ、彼女がまどかを守る理由。
そして彼女が宿す決意と悲愴の瞳。ほむらとまどかに隠された絆とは・・・？

あー、そうなるよな。やっぱ。

魔法少女まどか☆マギカ　第10話　もう誰にも頼らない　です。

ほむらに関する話が来ましたね！
これでほむら＝まどか説は完全否定ですね(＾−＾；)
彼女の想いを知った上で、最初からこのアニメを見るとまた違ったものが見えてくるのかもしれません。

重大なネタバレになりますので、未視聴者の方はお気をつけください！！

やっぱりまどかとほむらは出会っていたんですね。別の時間軸上で。
なんか今のまどかを思い出せるような性格でしたよね。むしろまどかが活発に見えるという・・・
元々のまどかの性格はああいった感じなのでしょうね。
魔法少女というものに触れてからはいろんなことがありましたから、暗い感じになってしまっていますが。
今のほむらの性格は、過去自分が願っていた姿でもあり、まどかを反映した姿でもあるのでしょうね。

そして彼女の願いはやはり時を戻す、まどかと出会った時をやり直したいというものでした。
いきなり転校時の自己紹介で「私も魔法少女になったんだよ！」というのは苦笑でしたね(＾−＾；)
このころはまだ、彼女にも希望があったというか、幸せそうな顔をしていますよね。
しかし、本当に今のほむらとはうって変わって、動きもとろくさいし武器もなかったんですね・・・
雑誌のインタビュー？だったかな、ほむらは魔法少女としては普通、というのを見た気がしますが、
確かに普通ですよね。体力的に秀でているわけでもないし、すごい武器を持っているわけでもない。
その時間操作の能力と、今まで経験してきたものの研鑽の上に今の彼女がいるわけですね。

しかしそんな彼女の願いは達成されたものの、ワルプルギスの夜でまどかは倒れました。
結末は何も変わらなかったんですね。あの時は一緒に戦えなかったから、今度は一緒に戦った。
それでも大事なことだけ変わらなかった。さらには、まどかが魔女に変わる様を見てしまった。
そして彼女は再度、時を戻るという手段に出ました！
ループ、というのは少し違う気がしますが、彼女は自発的に時間を逆戻りしていたんですね。
僕は彼女がどうも後手後手に回っていたことから、過去に戻ったとしても
今の時間軸が初めてだと考えていましたが、そんなこともなかったですね。
何度も時間逆行を試みていたんですね。彼女がどんどん磨り減っていくような雰囲気がありましたね。

何回も過去に戻れるのなら、何か失敗した度に戻ってやり直せば？と思いましたが、
戻る先はいつも病院のベッドでしたから、過去へ戻る際はいつもあそこからなのでしょうね。
ほむらの願いの結果だと思いますが、時間逆行はやっぱり制限されたものなんですね。
最初はまどか以外も救おうと少しは考えてたいたようですが、まどかを優先していってますよね。
多くを望んでいたけどだめだった、ならばせめてまどかだけでも！ということなのかな。

そして今度は、キュゥべえの危険性をいち早く知らせるべく動き出しましたが、
誰も信じてくれなかったのですね。８話でしたっけ、何で信じてくれないの？と
さやかに言ったことがありましたが、この事を知っているとあの言葉がどれだけ
悲痛な叫びだったのかがわかりますよね。しかも同じ人物に信じてもらえてないのですから。
ワルプルギスの夜を結局ほむらとまどかで乗り切りましたが、二人のジェムはもう黒。
二人とも魔女になってこの世界をぶち壊そうか、というほむらの言葉は、
今の彼女からは想像もつかないようなセリフですよね。
このときの彼女はもう諦めかけていたんでしょうね。

しかしまどかがグリーフシードを隠し持っていて、ほむらを浄化しました。
過去に戻って、なにもわかってなかったバカな自分を救ってほしい。
そんなまどかの願いを実行しようとしているのが、今のほむらの行動理由の最たるものですよね。
そしてまた、彼女は過去へと戻り、今度は一人で戦いを挑みます。
誰にも頼らない。それは彼女の決意であり、優しさであり、苦難の現れですよね。
この頃から、今のほむらの性格になっていったんですね。強くあらねばならないという思いですよね。

ここで第１話のアバンに繋がるわけですね！こうやって繋がるとは思わなかった！
あれはてっきり今後の展開だと思っていましたが、あれでさえ別の時間軸の話だったのか。
しかし結局あの後、キュゥべえと契約してしまったまどか。ほむらを救うべく契約したのに、
それが一番ほむらがしてほしくないことだというのは、とても悲しいですよね。
そして結局魔女化してしまうという・・・キュゥべえの変わらない様子も相変わらずでしたね(；−−)
後は人類の問題だ、と平然と話すキュゥべえ。その原因を作ったのは間違いなく彼なのですが、
彼にとっての優先順位に人類の絶滅を回避するというものはかなり下、もしくは初めからないのでしょうね。
ここは私の戦場じゃない、そういってまた彼女は過去へと戻ります。
まどかを救うために。自身を捨てて過去へ。そして今の時間軸へ行くわけですね。
ＥＤではなく、ＯＰが流れたのもそういうことですよね。これが本当の始まりだと。
そしてこの歌詞はほむらの思いそのものですよね。やっぱり歌詞にも意味はあるんだなぁ。
改めて、歌というものの重要さがわかりました。感服です。

いい演出だったなーと思います！

これでラストへの下準備ができたというわけですね。
今までワルプルギスの夜は回避できていたようですが、その後の展開だけは覆らなかった。
次のほむらの手段はなんでしょうか。今のところはまだまどかも魔法少女になろうとはしていませんが、
キュゥべえは諦めないでしょうし、ほむらの姿を見て、またまどかが魔法少女になることを考えるのは必至。
仮にまどかが魔法少女になることが回避できないのなら、魔女化を防ぐには、となるのかな？
ってことは、彼女はグリーフシードを持っているのかもしれませんね。
まどかの分だけ、という気もしなくはないですが・・・
本当にこれで彼女たちは救われるんでしょうか。やっぱりその辺りはまどかの願いの内容にも関わるかな。
やっぱり、ほむらがどうというよりは、まどかの行動如何でどうなるかですよね。
次回はどうなるのか、結末がどうなるのか。本当に楽しみです。

ではでは。

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著者：晶 | コメント:(7) | トラックバック:(83)

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※ネタバレ厳禁でお願いします。

2回ぐらい泣きましたｗ
凄い展開を用意してくれますね。。
よくほむらは絶望感に負けることなく何度も挑めますね…
普通の魔法少女なら魔女になって終了な気がしますが。
それとも魔女化か死ぬ寸前には時間が戻るようになってるんでしょうか？
というか時間逆光の代償である魔力は何処から出てるんだろうｗ
魔法少女になってしまった時点で、魔女化か死亡は回避できないのであれば、
まどかが魔法少女になってしまったら終わりですが…どなるんだろう。
とてつもないマジックを期待してます！

黒破: 2011-03-11
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: 2011-03-11
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>黒破さん
素敵な話だっただけに、今後の展開がちょっと怖いですよね。
ほむらもいつもくじけそうにはなると思うんです、でもその度にまどかが救ってくれてるんだと思います。
ある意味、登場キャラクターの中で一番魔女化する可能性大の子な気がします。
時間逆行は特定条件をを満たすと自動的になる可能性もありますね。
例えばまどかを救えなかったら、とか。そうであってほしいです！
でなかったらほむらは延々とループする事になっちゃいますから；
やっぱりまどかの願いごと次第なのでは・・・
それとも救われるのはまどかだけ、ですよね。なんにしてもほむらの姿に涙！
これに尽きますねｗ

晶@管理人: 2011-03-11
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前回予告から今回はほむらのループ過去回想だろうなと推測していた通りでしたが演出構成と声優さんの演技が素晴らしくて引き込まれる30分でしたね
特にまどか役の悠木ちゃんは確か18歳かそこらですよね・・・泣き演技がほんと上手いなぁ（ゴシックのヴィクトリカちゃんと同一人物とは思えないｗ）
ED代わりにコネクト流す演出もグッと来ましたね
つまり9話までの展開は序章でしかなかったと、ここからが正念場であると盛り上がります
しかしどうすればこの悪夢をクリア出来るのか…
どの周回でもワル夜とは相討ち以上に持ち込んでる訳ですがそれでもBADENDなんですよね
あえて倒さないという選択肢は…街ごと大破壊する災害レベルの魔女みたいだし駄目か
根本的な問題を解消するには
魔法少女が魔女化する仕組みそのものを変えるか、
QB達が存在しないパラレルワールドにしてしまうか、
QB達に地球から撤退してもらうか…あたりが必須かなぁ
次回予告のまどかのセリフがQBに向けて言ったものならば、
「アナタ達に感情を芽生えさせてあげる」なんて願って自分達の行いを悔いたor自分達で感情エネルギーを発電することにしたQB達が地球から撤退ENDってのも一つの手でしょうが…
それだと陳腐な気もするし虚淵さんがそれをやるだろうかとも思いますしねぇ（;＝ω＝）う〜む
これが虚淵さんじゃなくて冨樫だったら別方向から斜め上のオチを用意してくれるんでしょうけどねｗ

常に想定の斜め上を行く視聴者: 2011-03-11
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>常に想定の斜め上を行く視聴者さん
ほむらの決意がひしひしと伝わるいい話でしたね！
その決意にまどかがどう応えてくれるのか、本当に楽しみであります。
ほむらだけでは、ワルプルギスの夜を越える事は無理っぽいですからね。
何か対策があるのか、それとも自滅覚悟なのか・・・それを見たまどかがどうするのか。
結局のところ、やはりまどか次第でしょうね。
せめて彼女だけでも救われてくれないと、ほむらが報われないと思いますので、
虚淵先生の創る結末を心して待ちたいと思います。

晶@管理人: 2011-03-12
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今のままだと、仮にまどかを魔法少女にしないままワルプルギスを倒せたとしても、その後打つ手がないですね
まどかの寿命が尽きるまで傍にいてキュウべぇの勧誘を防ぎ、魔女を狩り続けるわけにもいきませんし
既に色々知ってるまどかがほむらに全て押しつけて知らないふりなど出来るはずもなく
結局、まどかが魔法少女になるところまでは変えられないと思います
まどかが何を願い、どうやって魔女にならないで済むようにするかじゃないでしょうか？
そうなると、やはりもう一回くらいやり直すのかも？
あと、ソウルジェムの濁りを浄化する手段がグリーフシードを用いるしかないという設定はどうも腑に落ちないというか
希望と絶望で差し引きゼロとは杏子の持論ですが、現状明らかになってるシステムだと絶望が増える手段の方が多すぎます
他にも浄化の手段はあるけど、いつもの如くキュウべぇが黙ってるだけなのかも？

とおりすがり: 2011-03-19
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>とおりすがりさん
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます！
やり直すにしても、結局ネックになるのはキュゥべえ、インキュベーターの存在ですよね。
彼らをどうにかしない限りはなんともしようがない気がしますね。
例えばまどかが願う事によって、このシステム自体を覆すなどのレベルでなければ、
いかんせんどうしようもない気はしますよね(＾−＾；)
そしてそれはほむらを納得させ得るものでなければなりません。
でないと彼女はまた時間逆行しちゃいますので。それはまどかも良しとしないでしょう、
願いの内容次第では、ほむらの魔法も使えないようになるかもしれないので、
有無を言わさずに実行する可能性もありますけど。
まどかの犠牲によって救われるのはほむらもうれしくはないでしょうね；
浄化の方法はありますかねぇ；
結局のところ、キュゥべえたちはエネルギーを得れればいいだけでしょうしね。
消耗品ぐらいにしか考えていないのでは？リスクなしの浄化の手段があればいいですが、
それでも魔女化する危険は無くなっていないわけですし、濁りは結局魔女になる糧でしょうからね。
取り除けても、その濁りはどうするの？ってなりそうです。難しいですね(；−−)

晶@管理人: 2011-03-19
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